お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

2011-02-24 23:08:55 | 日常生活、もしくは趣味
石川県から帰ってくるときに、杜氏ののぐち氏プロデュースの「常きげん」を空港の売店で見つけて送ってもらいました。白山から湧き出る水が美味しいお酒を育むそうです。まぁ仕事中に「常きげん」で酒臭くなりながら仕事してちゃまずいですけど。

で、それはぺろっと飲んでしまって、昨日からまた亭主が一升瓶を出してきて私のコップ(お猪口じゃなくてコップです)に注ぐのですが美味しいのです。今夜も飲んでしまったのですが、なんという酒かわからない。ので瓶の包みをずらしてラベルを見たら「久保田」の紅寿でした・・・・。怖ろしい・・・・。こんな酒をどんな酒だかわからずに美味いわぁ~なんて毎日飲んでるんですから。バチも当たろうってもんです・・・・。

今は幾らしてるかわかりませんが、日本酒飲み始めの頃、佐々木久子さんの講演をビデオで見て「越の寒梅」という美味しいお酒の存在を知りました。あれは2級酒だったと思うのですが記憶違いかもしれませんが「美味しいです!」と熱っぽく語る佐々木さんが忘れられません。

ところがそのおかげで「越の寒梅」はものすごいプレ値がついてしまい、なかなか市場に出回ることなく味もしらぬままでした。
その後、あるきっかけでその銘酒を飲む機会に恵まれ「あ~これは白雪や剣菱とは違うな~」まさしく豚に真珠です。でも美味しかったけど・・・・高かったです。

まあそれで日本酒に目覚めた私ら夫婦ですが「久保田」の方が「寒梅」より高くなくて美味しいと、美味しいの定義は個人差がありますけど。で、久保田にもグレードがありまして、当時は元気だった義父が久保田をとても気に入ってまして、それも「萬寿」なんです。普通の酒屋で買ったら1本18000円でした、当時は。で、田舎ですからこんな高い酒買うのは御前様とお宅くらいですよなんて酒屋さんに言われたりしたんです。

その後、あるコネで新潟の酒屋さんから直接久保田を送ってもらうルートを作りまして(S課長ありがとうございます!)市販で買うより随分安く手に入れることができるようになりました。うちの長男は炭酸がダメな男で、でも日本酒だったら飲めるんです。
大学に入ったときに、歓迎会でビールを勧められ「いや炭酸苦手で、」というと「なら何がいいんだ?チューハイもダメか」と言われ「日本酒なら・・・」と答えたら「日本酒?どれがいいんだ?」と訊かれ「久保田です」と答えてかなり顰蹙を買ったようです。貧乏学生が飲む酒ではないんですが、「いや、うちには久保田しか置いてないんで・・・・」う~んかなり嫌な奴と思われたに違いありません。

呑兵衛な自分を反省しつつ、美味い酒はやっぱり飲みたいし、でも食道のポリープは気になりますが、検査の結果は来週ですし、飲めるうちにのんでやる~!な気持ちになってます。

できればかわいいお人形のお顔などながめつつが幸せですね。
コメント
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