やっぱり物は少ない方が・・・・

そろそろあの震災から１年が来る。
忘れようたって忘れられるようなことではないと、昨晩からの特番を見ながら思った。

あのゆれの瞬間を捉えた、沢山の人たちの映像記録が沢山紹介されていた。高層レストランで、イベントの会場で、海の傍で、オフィスの中で、ショッピングセンターで、学校で、自宅で・・・・

自宅で被災した方の記録映像を見てたら、なんと揺れが収まって、外に出ようとしたら家具や荷物に阻まれて玄関から脱出できない！履物は玄関だぁよね。なんとか別の扉を押して出たらしいけど・・・・家中に散乱する家具小物荷物道具・・・・

自分ちに置き換えた。そこの御宅は下駄箱に養生してなかったのでそれが倒れて玄関を塞いだ。

ウチは・・・造りつけの下駄箱だから倒れることは無い。家が曲がらなければ玄関から脱出できそうだ。

それに廊下には何も置いてない場所があるから、そこから出ることも可能だ。台所にいれば、勝手口のサッシを開ければ出られる。台所も実に落ちてくる物があまりないからだけれど。うーん・・・・冷蔵庫が２台。茶箪笥２つ。サイドボードが２階建て。こいつらがひっくり返ったら、ガラスの海になりそうだ。やっぱ、台所は危険だ。でも慌てて出ると、屋根瓦が落下してきそうだ。

地震の時は台所にいるのは避けよう。
台所の隣は仏間だがここには本棚が３つもある。でも一応養生はしてある。あとは箪笥が１竿。これは・・・わからんな～。ま～和室だから４方に出入り口があるからとじこめられることも無さそうだ。

家の真ん中に箪笥部屋がある。ここも箪笥や備え付けのクローゼットがるけど皆ストッパーで養生してあるから、むしろ、家が潰れてもここなら安心かも。箪笥が支えてくれそうだし。

２階もわたしの部屋の箪笥にはストッパーがついてるので、去年の震災時に震度５だったにも関わらず、箪笥の上に積んであったビデオテープとかひとつも落ちなかったし。

まあ、家にいるときに地震が来てくれればいいんですけどね。相手はお構い無しにやって来るから困るんだわ～。

とにかく、逃げるのに邪魔な荷物は片付けるべし！で、意外にこの家には余計な物が少ないことに気付いたのだった・・・・

っていうか・・・日本人・・・物、持ちすぎだろう・・・住まいのキャパ越えて持ってる人・・・多すぎるよ。

でも、揺れが収まって、めちゃくちゃになった仏壇を片付けていて津波に飲み込まれた東北のお年寄達・・・切ないです。