病気ってカテに入れていいいもんかと迷ったけど、私は兄弟しかおらず、子供も息子が二人。
息子一家が帰省して孫(男児現在小3)見てると、まあ昔から「う~ん、育てるの難しそう」と感じた。
3年程前に、舅の13回忌があって、息子一家も来てくれたんだけど、姪(義弟の娘。幼稚園の先生)に「○美ちゃん、あのさ、孫が法事に来るんだけど、私、発達のような気がするの。あなた、仕事柄そういう子見るでしょ。孫見て何か感じたら教えてくれないかな?」と頼んだ。
とりあえず孫はお経を上げてる間は大人しくしてるように見えた。後で息子に聞いたら終わりのころは限界だったらしい。
姪の感想は「う~ん、判らないですね。大丈夫なんじゃないかな。お経のときも大人しくしてたし」姪には気を使わせてしまったようで申し訳なかった。
孫はとにかく落ち着きが無い。そして頑固。でも小知恵が回る。つまり頭はそれほど悪くない。でも言葉より手が先に出る。学校で行動を注意されたら、注意してくれた子を殴ったらしい。勿論親たちは謝罪しに行ったらしいけど。
で、なんか聞いたけどある機能がちょっと劣ってるようだ。それが音声認識機能みたいでたとえば
3+5=8という問題は解けるけど
りんごが3個あります。梨が5個あります。両方足したら何個になるでしょう?という問題が解けないらしいのだ。
発達なら私にもある。
片付けられない女なのだ。汚部屋でも眠れる。子供の頃から机の上が片付けられなくてぐちゃぐちゃだった。
机の隅を30cm平方空けてそこで勉強してた。でも成績は悪く無かった。親も呆れていた。
息子が叫んだ。「や~~~~っぱお母さんじゃん!俺の発達!俺の部屋見たでしょ?あんたの部屋とそっくりでしょ?」
息子の部屋にはガンプラが所狭しと積み上げられていて人が一人歩ける隙間があって突き当たりにパソコンが置いてある。
狭くて寝返りは出来ない。同じだ、私と。
「あいつの発達はお母さんから来たんだ!」
「ちょっとぉ、やめてくんない。私のADHDは誰にも迷惑かけて無いし、一応高校は偏差値60超えだったし」
「え?60超え?すごいじゃん!」
「まあ、私はねぼすけだから通える近くの高校がそこってだけでそこに入るしか無かっただけだけどさ」
「で、さあ。あいつ(孫)は私立しか無理かと。金かかる。偏差値78」
「げ、78?化け物じゃん。孫ちゃんはサヴァン症候群なの?」
「サヴァンなんかであるわけないじゃん。発達も受けてくれる学校なんだよ」
続く・・・