彼岸過ぎてやっと咲き出した彼岸花

普通は彼岸頃には散るんだけど今年はいつまでも暑かったから１０月になってやっと咲き出した。
異常気象なんだな、やっぱり…

ところで、昨日は疲れてしまったんで書けなかったけれど、朝、実家に電話したら父が出て「ばあさんとまたやりあってしまったらすごかった・・・」と小さな声で言うので「どうしたのよ？」と訊いたら、あまりにも母の暴言に腹が立ったので包丁を持ち出したらしい、父が。「うはぁ～やめてよう～。気持ちは私が一番わかるよ。でも病気が言わせてるんだよ。とはいえ腹に据えかねることは良く判るけど、包丁とか電気コードとかは止めてよ～」と言ったら「包丁持ったら、ばあさんが逆上して、殺せ！早く私を殺してみろ！」と凄かったらしい。涙が出た。あの冷静だったな母の口からそんな言葉が出るとは、悲しくて仕方がなかった。父だってよくよくだったと思う。何しろ脳梗塞持ちなんだから、父の方が興奮してプチン！といってしまったら目も当てられない。

仕事をちょっと抜けて兄に電話した。兄も別居してるので孫のところに行ったり実家に行ったりで大変なのだけれど、とりあえず長男なんだし、私は嫁に行ってるから、こっちの親に何かあれば悪いけど、実家は後回しにさせてもらうしかない。幸いこっちの義母は母と同じ歳だが、山のような薬を飲みつつマイペースで動いてくれている。

そんなわけで、とりあえず実家に帰りたかったが、何と！下りの電車が架線トラブルで不通になってしまったのだ。まったくもう。

で、今日、また実家に電話したら父が出て、兄に電話しただろう？というので「したよ～」と言ったら１０日に来ると言う。私が兄達の泊まる部屋を物置にすると言ったら、どうやら片付けに来るらしい。私も行こうかと言ったら、嫁さんも一緒だからいらんと言われた。うん、小姑がいると邪魔かも知れんから、「わかった、じゃ行かない。でも今日は暑いから水はちゃんと飲んでね」と言って電話を切った。

何も出来ない自分がもどかしい・・・。母は電話をする度に「長生きしたくないね～」と言う。「そう言ってる人間の所にはなかなかお迎えが来ないんだよ」と言ってやる。親子だから言えるんだからと確信犯で言ってやると、「そうなんだよね～中身が丈夫だからかね～」と素直に答える。電話だとこんなに大人しいのに・・・また泣けてくる。