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え~天気は良かったけど寒かったです。早く会場に入れて欲しかったけど、開演30分前でないとダメってことで、1階にある図書室で源氏物語絵巻など読んでたらそのうち時間になったんで上がりました。
早く上がりたかったのは、物販でプログラムが欲しかったんだけど~やっぱり見ちゃうとあとで欲しくても手に入らないから、結局カフカのデニムトートとパンフレットのセット(にすると300円引き)あと、もぎりのおねえさんが分厚いフライヤーの塊をよこしたので吃驚したです。で、これを入れるのにやっぱり袋が欲しかったわけで。あ~戦利品はあとで公開いたします~。
あとはまあ、そうなんです。トイレです!最近出来た会場はトイレが充実してるんですが(代々木にゃぁもう絶対近寄りたくないですわぁ。あすこは1964年に作ったのに設備がちっとも更改されてないんですもの。トイレが収容人数の割りに少なすぎる!)やはり行っておかねば不安です。なんたって長い舞台ですから~。
で、中に入って自分の席を探して吃驚しました!さすがスターダストに直接申し込んで手に入れただけはある良席!
前から2列目のど真ん中!(でも舞台に近過ぎて首が痛くなったってのは贅沢な感想ですね。俳優さんの皺まで見えるんですもん!最高!)だけど、セットが(あ、ネタバレ?)こっちに落っこちてきたらどうしようなんてどきどきしながら見てしまいました。
感想としては、あの長くて幻想的な小説をよくここまでリアルな舞台に纏め上げたものだと・・・蜷川氏の演出力に圧倒されました。
私のお目当ては柳楽君なのですが、しっかり髪を黒くしまして、17歳のふりをする15歳の少年を初々しく演じてました。まあ途中で(ネタバレか・・・)R15な場面とかありましたけど、それもしっかり演じて感動しましたわ~。あ、ホシノちゃんの場面もね~。未就学児童は見ちゃダメっていやこれはりっぱにR15だろ~とかねw
それと、まあ、これは前列席の役得ですが、大島さんがカフカに「サングラス掛けて変装したほうが」と指示してカフカ少年が「あ、はい」と掛けようとしたら、片方のレンズがぽろりと落っこちて慌てて嵌めようとするけどだめでめちゃ焦ってたら「仕方ないよ。帽子逆に被ってごらんよ。育ちの良いラッパーに見えるよ」なんて・・・これアドリブだったのかな~すげ~と思いました。
あとは終わりの雨のシーンで(濡れずに済んで良かったわ。良席だったから覚悟してたんだけど)大島さんがネクタイをつんつん引っ張って、ヤギラ君が「あ、大島さんそのネクタイ素敵ですね」と言ったら「いつ、言ってくれるかと待ってたんだよ」ってのも、科白忘れちゃったヤギラ君へのアドリブかな~とか。心の中で笑いました
佐伯さん役の田中裕子さん、ナマで見るのは初めて。昔出てた映画ではスレンダーなボディでオールヌード出したりしてましたが、それなりにふくよか(と言っても私なんかよりずっと細いですが)で、ふわふわした中にも存在感があって、良かったです。
あ、ネタバレですが別れ際に佐伯さんをHUGするカフカ少年の腕も良い演技してました。いい筋肉付いてたな。
で、「海辺のカフカ」に曲が付けられて実際に流れて、確かに70年代風のそれっぽい曲になってましたねぇ。違和感はあんまり無かったです。
なによりナカタさん!ナカタは頭が悪いのでありまして字も読めませんし書けません。でも猫さんとは話ができるのであります。最高ですわ~。ゴマちゃん、ミミさん一緒に帰りましょうってところで泣きそうになりました。うちにもね~シャムネコもどきのミミがいますから、ミミに何かあったらナカタさん、助けてくださいね。
ってところで今夜はここまで。ああ、千秋楽も見たくなりました。でも翌日は仕事だし・・・2週続けて家を空けるのも埼玉も遠いし。だけど今度は俯瞰の位置から舞台が見えるような場所で・・・・いい芝居は2回は見たくなりますね。
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