2016年アメリカで制作されたストップモーションアニメです。
舞台は日本(アメリカナイズされています)。精神を病んだ母親と二人暮らしの少年が主人公です。
母親の面倒を見ながら、三味線を奏でて折り紙を動かす不思議な力を見世物にして生計を立てています。
筋立ては単純ですがなかなか面白く、最後まで楽しめました。
ですが、それよりも驚かされたのはこれがストップモーションアニメだということ。
映画冒頭の荒れ狂う海と人の動きにまず驚きました。最初から最後まで人も風景もすべての動きが滑らかでとてもきれいです。
この作品から受ける滑らかさは同じストップモーションアニメの「ひつじのショーン」より上だと感じました。
蛇足ですが、ジョージ・タケイ(TOSのスールー)が出演キャラの声をあてていると後で知りましたが、いまだにどのキャラだったかわかりません。ちょっと残念。