森にうずくまる

自然風景を投稿します。(Warter droplets in Water droplets)

ミゾソバ&ベニトンボ

2024-10-20 22:19:52 | 花 昆虫

 今日は天気もよく、気温もやや高かったものの風が強くて、一気に秋を飛ばしてしまいそうな気配でした。

 そんな今日、我が家の隣の隣の街で、地域の写真サークルによる合同展に誘われていて、最終日とあって行ってきました。その街は遠賀川沿いにあって、かつて炭坑で栄えた街で、会場となった美術館は昭和初期に医院として建てられた建物で、閉院したあと内部を改装して美術館として使われている建物です。

 そして、その美術館のある通りも古いタバコ屋の建物や、電話ボックスがあるなど昭和の匂いのする場所でカメラを持っていかなかったことを後悔しました。機会があれば改めて紹介したいと思います。

 さて、いつもながら前置きとは全く違う投稿です。去年も投稿しましたが、ミゾソバという湿った場所のどこにでもある花を改めて見てみると、とても透明感のある美しい花だと再認識しましたので、2,3回にわけて投稿したいと思います。

 

 

 

 

 上4枚は微妙にピント位置、明るさを変えて撮ってます。

 

 

 

 全て自然光で撮ってます。白飛びだろうが、偽色だろうがお構いなしの写真です。

 

 同日、別の水辺で撮ったベニトンボです。全身まっ赤っかです。

 

 翅脈まで真っ赤っかです。

 先日、テレビで放送していましたが、ある街で、全身まっ赤っかの装いのおばあちゃんがいて、彼女を見かけたら良いことがあると言っていました。

 果たして、私にいいことがあるのかな?

 


朝露の風景(20241017)

2024-10-17 14:15:29 | 花 昆虫

 gooブログでは文字フォントが選ぶことが出来なくなったようです。

 今まで明朝体で投稿していましたが、寂しいもんです。

 さて、最近は撮影はあまりしていなかったのですが、久しぶりに早起きして朝露の付いた彼岸花などを撮影してきましたので投稿します。

 それと、先般C-PLフィルターについての疑問が出されていましたので、簡単な説明を加えて見ました。説明が下手なのでご容赦のほど。

 

 彼岸花狙いで行ったのですが、なんと朝露にまみれた翅アリを発見しました。恐らく結婚飛行後の♂アリだと思います。新女王アリとの愛が成就したかどうか分りませんが、もう後は死を待つばかりです。この時はまだ生きていて、前脚でゆっくりと露を拭き取っていました。

 

 種名はハッキリはわかりませんが、シワアリの仲間ではないかと思っています。

 

 今年はまだ彼岸花を撮ってなかったので、重い腰をあげて撮りました。ベタな構図です。

 

 これでもまだ彼岸花だとはわからないでしょ?

 

 蕊の先の方を隅に持ってきてます(^0^)

 

 水滴の中に入れてます。これで彼岸花とやっとわかるのかな?

 

 白系もありました。

 

 

 

 C-PLフィルターとはなんぞや?という疑問がでていましたのでその説明です。ご存じの方は以下の説明はすっ飛ばして下さい。上の写真はフィルターの効果を効かせていない写真です。太陽は右斜め上から差し込んでいます。水面や葉が光りを反射しています。花の光具合にも注意して下さい。

 

 フィルターの効果を強くしています。水面の反射を取り、花の右横の腐植した葉の水中部分もよく見えていることがわかると思います。葉は光の反射がなくて緑色が強く出ています。

 花も上の写真に比べて内側に当った光が強く出ていることがわかると思います。

 このようにC-PLフィルターを使えば光の反射をコントロールできますが、効果の程度を決めるのは好みの問題です。

 では、C-PLフィルターってどんなの?っていう疑問についてはhttps://life-with-photo.com/filter-cpl#google_vignetteを参考にして下さい。風景写真を撮る人はよく使っています。

 


花公園にて(20241012)

2024-10-12 10:26:50 | 花 昆虫

 今日も朝から良い天気で、短い秋です。昨日はホントに久しぶりに早朝、朝飯前に近くの公園に行って、朝露写真を撮ってきました。(☆。☆)系の写真ですから近々投稿します。

 で、今日は何処へも出掛けずに投稿準備してます。今回は前回の続きです。やはり園芸品種は賑やかですね。明るい投稿になると思っています。

 

 鶏頭の一部を切り取った写真です。相変わらず説明しないと分らない写真です。

 

 エノコログサに来てたクロスジヒゲナガカメムシだと思います。前脚腿節がマッチョです。

 

 エノコログサの芒に器用に後脚でつかまっていますねぇ。

 

 近くに白い花が咲いています。アップルミントって出ましたが、ミント系の花でしょう。

 

 

 花壇にはこんな花たちが植えられていました。色違いも沢山あって華やかです。調べたらペンタスと出ました。

 

 

 雌しべでしょうか、一個一個違っていて個性的です。

 

 色違い?亜種?説明の札も立っていないし、園芸種は薄学なのでよくわかりません。

 

 やはり雌しべが面白い。

 

 一脚固定で深度合成を試みました。エラーが出ましたが、家に帰ってソフトで合成してみました。

全体にピントが来ていますよね。

 でも、前の写真のようにボケがあるのもいいもんです。

 

 帰ろうとしたとき、出口付近で見つけたクロマダラソテツシジミ。最近あまり見ないシジミですが、ソテツの害虫として有名で、沢山発生するときはソテツの上でハエのように飛んでいます。

 この日は出会ったチョウはこれだけ、なんと昆虫の減ったことか(´д`)

 ちょっと身体の位置をずらしただけで、背景がガラリと変わります。

 

 

 

 まさに出口で見つけた花の超拡大。

 

 

 答えは百日紅でした。

 たまには花公園もいいもんです。早朝とかに開いているといいんですが、ここで働いている人たちのことを思うとそれは無理な話ですね。

 


花公園にて(20241008)

2024-10-08 14:11:53 | 花 昆虫

 今日もシトシト冷たい雨が降ってます。昨日は定期的な健康診断で診てもらっている病院に行ってきましたが、血液検査の数値だけ見て、異常ありませんなぁ~と、いつものお医者様が仰る。

 ここが痛いだの、あそこがどうあるだのと言っても、それぞれの専門科に行ってみたら?と目も見ずに素っ気ない。と感じるのは私だけであろうか。最近思うのは「小児科があるんなら、老人科があっても良かっちゃない?」と思う。

 でも、これだけ老人が増えてきたら、老人科は大盛況で2年待ちとかになってしまうかもしれない。それも困ったもんだ。

 と、バカ言ってないで今回は先日、私にしては珍しく花公園に行ってきましたので、投稿します。

 

 オオセイボウのようです。まだいました。中望遠レンズをたまたま付けていましたので、わずか2分ほどの滞在でしたが何とか数枚撮れ、大きくトリミングしてます。

 

 

 セイボウは4,50種いるようですが、お尻の先端の突起の数で大きく分かれるようです。写真では分かりにくいですが、これは4つあるようです。

 

 金属メタリックが綺麗です。

 

 小さな睡蓮池に咲いていたアザサ。ウイキペディアでは「ミツガシワ科 アサザ属 の 多年草。 ユーラシア大陸 の温帯地域に分布し、 日本 では本州や九州などに生育する。 特徴. 浮葉性植物 で、 地下茎 をのばして生長する。 スイレン に似た切れ込みのある浮葉をつける。」とあります。

 

 池の周りのブロックのつなぎ目の隙間から撮ってみました。

 

 萩の花に訪花中のオオフタオビドロバチ?

 

 ラベンダーも、もう終わりが近いのかな?背景の薄ピンクの花の名は失念。

 

 この薄紫のモジャモジャした小さな花は?、と調べたらヒマワリヒヨドリと出た。

 

 

 

 

 

 これがホントにヒマワリヒヨドリだとしたら、亜熱帯に自生するとあるので分布が北上しているのかもしれない。これは世界の中でも見た目の美しとは裏腹に要注意外来種ワースト100に数えられるもので、ものすごい繁殖力で在来種を駆逐するアレロパシー植物とある。

 この花公園で敢えて植えているとは思えず、小さな流れの一部に生えていた。今度来園した際にその存在を周知しているのか確認してみようかと思っている。

 因みに、アサギマダラが大好きなフジバカマやヒヨドリバナの仲間ではないとのことです。


アキノタムラソウとアキノタムラソウコブアブラムシとキンミズヒキ

2024-09-27 15:11:10 | 花 昆虫

 昨日は、昼前に近くのスーパーが「スーパー木曜日セール」ということで、5%引きだったので行ってみた。そこの中にある鮮魚屋のパック入りのにぎり寿司が安くて美味いのである。小袋に入った無料のわさびと醤油も忘れない。ところが、ガリがない。店員に訊くちょっとした勇気も面倒なのでガリは諦めた。

 年金生活なので余裕はないくせに、こういう安売りの日を狙ってはあまり行かない。しかし、どうだろう、あまりの客の多さにビックリしながらの買い物だった。この客の多さから昨今の物価高騰の様子が如実にうかがえる。先日、わさびでお腹を壊したので、わさびは控えめにして寿司を食べた。いつものように美味かった。

 ちょこっと昼寝して、夕方前にはジムのプールへ行き、1300mほど泳ぎ、後はひがら一日家でゴロゴロ。

 

 こんなふうに書くのがブログなのでしょうかね。

 さて、今回は表題の写真を暑い日に汗みどろで撮ってきましたので投稿します。なのであまりハッキリした写真ではありませんが我慢して下さい。そのかわり植物、アブラムシ、アリの関係性のウンチクを垂れませう。

 

 アキノタムラソウ(シソ科)について興味のある方はすみませんが、遠くからの花全形はネットなどで調べて下さい。ヒメアリが沢山集まっています。どこにでもいるアリです。体長は1~2mmでとても小さいです。

 

 アリが何かに触れています。アブラムシです。アブラムシは江戸時代にそれを潰して髪の毛につけてテカテカにしたことから、アブラムシと名付けられたという説があるようです。写真のアブラムシはまだ幼いようです。

 

 左上に翅つきのアブラムシが見えます。秋になると翅のある♂が出現します。それ以外にも脱皮殻が沢山見られます。

 

 こちらでは若いアブラムシにアリが近づいて何やら触っています。

 

 

 別のアリたちも寄ってきます。モテモテのアブラムシ君ですね。

 

 画像が悪くて分りにくいですが、茎の上の方には翅つきの成熟した♂のアブラムシ君がいて、これにもアリがやさしくなでなでしているようです。そのちょっと下には幼虫がいますが、背中の後ろの方に黒いトゲのように見えるものがあります。これは角状管といいます。

 このように、アリとアブラムシはとても仲が良いのです。アブラムシのことをアリマキ(蟻牧)ともいいますが、アリにとっては、アブラムシのお尻から出る甘露を頂いています。一方、アブラムシは体表も柔らかく、外敵から身を守る術を自力では持っていませんので、昆虫の中では強いアリたちに守ってもらっているのです。

 そして、このアリはその形態からおそらくヒメアリであることに間違いないと思います。一方アブラムシはこの写真だけからでは同定(名前を決めること)は無理ですが、アキノタムラソウコブアブラムシとしました(便宜上)。

 その理由はアブラムシは特定の植物を寄主とするものが多くて、その植物の名前を冠するものが多いからです。例えば、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシとかヘクソカズラヒゲナガアブラムシとかです。

 でも有名なモモアカアブラムシなど、何にでも付くアブラムシもいますが、この辺の話になるととてもゴチャゴチャしてきますので省略します。

 といった訳で、とにかくアリとアブラムシは仲が良い、とだけ憶えて下さい。

 

 と、偉そうにウンチクってみましたが、私は学者ではないことを付け加えておきます。

 

 続いて、同じ時期に見られたキンミズヒキ(バラ科)です。因みに通常良く見られるミズヒキはタデ科です。

 

 すみません、これも全形はネットなどで調べて下さい。

 

 実です。

 やっと秋っぽくなってきました。草花もようやく華やかになりそうです。