最近ひとしきり雨が降った後、晴れてはいますが肌寒い日が続いてます。撮影には週に3~4回行ってますが、なんとなくテンションが上がらず、何でかなぁ~と考えるに、ありきたりの昆虫ばっかだし、変形菌もあまり出てこないし、カメラの設定が未だに混乱している部分があるし、そんなんかなぁ~と・・・
一念発起、まずカメラ設定をもう一度勉強し直し、取説とyou tubeと実機で修正、ややこしいOM社の設定を理解し、照明やデフューザーなど他の機材の活用も試行錯誤を繰り返しました。
ややストレスが薄くなったが、それでもそれでもOMのAFが安定しないまま。
さて、愚痴はこのくらいにして今回は5月中旬くらいに撮った駄作と2回目発見の変形菌を投稿します。
いつ行ってもコフキゾウムシはこんな感じ。
ダイミョウセセリ。
モンキアゲハ
コミスジ
ムシヒキアブの一種がハチ目?を捕捉。
次からは変形菌が続きますので興味の無い方はスルーしてください。
暗がりの腐木で変形菌発見。未熟子実体。大きさ、柄の長さバラバラ。
やや薄ピンクがかった個体。コロニーは小さいが密集している。
翌日、行ったらこんな感じ、一気に変化して黒褐色から褐色がかったピンク。同種か別種か?
混在しているので同種かな?最終形はピンク?柄の子嚢側に襟はないようだ。
少量持ち帰って、実体顕微鏡観察。子嚢は壁が壊れて胞子が出ている。
顕微鏡写真撮影装置(ふる~い中古の安物)はあまりにも酷い写りなので、TG7を接眼レンズに密着させて撮影した。
これが撮影装置での画像、WBも変だし、なんといっても画質が最悪。良いところはキャリブレーションが出来ること。この画像からは読み取れないが、柄の長さ1940.3152μm(約1.9mm)とある。
標本にしようと、100均で買った紙箱に腐木を入れていたら、こんなのが出た。
明らかに別種。アミホコリの仲間か?
種名は先の変形菌と併せてただ今調査中、ただ前者はクロエリホコリかもしれないと思っているが、精査しないと分らない。後者はまだ検討していない。
変形菌については、まだまだ修行中なのであっさり答えを出さないようにしている。
でもほんとに悪い癖で、この年で追求したがるのは自分ながら疲れる。眼力も日に日に衰えるし、学問をするには時間がない。美しさを写真に収めようと始めた変形菌撮影なのに変な欲が出ている。
といった訳で、今回はひたすらネガティブな投稿となってしまいました。お許し下さいませ、ませ。