先日福岡県福祉労働部労働局主催の子育て応援宣言企業の講演会に参加しました
個人的にもとても興味のある分野ですので、とても楽しみにしていました
会場で開演を待つと早くも満席・・・
それほど今現在着手しなければならない問題であると認識されているという事だと感じました
講演を通して、実際に取り組みをされている企業の実践方法など知ることができました
模範になる取り組みはもちろんありますが
それぞれの会社の社風に似合った取り組みを実践していて
なにより導入したあと、プラスの要素が大きいとどの企業も感じていたことが印象的でした
プラス要素として挙げられていたのは
①求人への応募者の増加や、就業してからの定着率が高まる
②長期ビジョンを持って仕事にあたる女性社員が増え、戦力化に繋がる
といった項目でした
福岡県では平成15年に全国に先駆けて
『子育て応援宣言企業』登録制度を創設しました
創設より9年で、4000社を超える企業が参加をしています
宣言企業で働く従業員数は37万人
県内民間企業の4人に1人が働いている計算になります。
平成26年には目標5000社を見込んでいるそうです
現在はその取り組みが模範となり日本中に広がっています
今、社会的にも女性の仕事と家庭の両立は必要になってきています
育児・介護休業法など子育てを支援する法律や制度の整備が進む一方
働く女性の7割が未だに出産、育児を機に退職している現状があります。
育児休業などの規定はあっても実際に行使されなければ意味を成さないのです
私たちネストも、子育て応援宣言をすることで、周りにこの取り組みの大切さを発信し
『子育て応援宣言』を広めていきたいと思います
対象となる社員のみならず、会社全体にプラスになる事を目標に
また実践を通して、社会貢献に繋がるような環境を整えていきたいと思います