江南の塾【ネクサス】勉強のやり方専門塾:小中高生対象の個別+思考型指導のハイブリッド進学塾

【87.8%が偏差値10以上アップ】少人数クラスで「授業を受ける」→「問題を解く」→「間違いを直す」→「わけを説明」

【漢文】鴻門の会、四面楚歌は「項羽と劉邦」を読め!いやYouTubeを見よ!

2020年10月07日 | 国語の勉強のやり方
鴻門の会は、漢文の教科書(高校2年生)で取り上げられている題材です。

漢の高祖(漢帝国をつくった人)である劉邦は、先に関中(函谷関より西)に入った者を関中王にするという約束を、項羽に一方的に反故にされます。

項羽はナポレオンやアレキサンダー大王を差し置いて世界史上最強と呼ばれるほどの英雄ですから、さすがの劉邦も項羽の怒りを買ってはひとたまりもありません。

そこで鴻門という場所で、劉邦は項羽に許しを請います。その場面が鴻門の会です。

項羽、劉邦、項伯、樊噲(はんかい)などの登場人物もさることながら、この時代の項羽と劉邦の置かれた状況を知っていると理解も促進されます。

そこでおすすめなのがYouTubeの動画です。

■項羽 世界史上最強の覇王! 人智を越えたその力 しくじり世界史!俺みたいになるな!!

https://www.youtube.com/watch?v=btw2ASL2rJU&t=2072s

イラストとテロップで視覚に訴えながら、対話形式で話が進むのでストーリーとして頭に入ってきます。

欲を言えば、横山光輝著「項羽と劉邦」の漫画や司馬遼太郎著「項羽と劉邦」の小説を呼んで欲しいですが、いずれにしても歴史的背景を知っているか否かは漢文はもちろん世界史の勉強でも役立ちます。



歴史や漢文が得意な人は大抵、このような歴史や歴史上の人物好きですから。

漫画「項羽と劉邦」はこたつ文庫にもありますので、自学の時間に読んでみましょう。

江南市のネクサス(勉強のやり方専門塾)は、主に江南高校、一宮南高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。

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【漢字】ドリルも書き取りもやっちゃダメ!小学生の漢字の勉強の仕方

2020年01月16日 | 国語の勉強のやり方
うちの子、漢字を覚えられない!

という方、必見です。

勉強のやり方専門塾がオススメする、小学生の漢字の勉強の仕方、



それは、漢字の問題を読んで、

・読みなら答えを言ってみる
・書きなら指で書いてみる

たったこれだけです!

学校で使っている漢字ドリル、塾で使っている国語や漢字のテキスト、市販の問題集なんでもかまいません。

いきなり問題集に答えを書きこんで解くのではなく、まずは、漢字の読みを答える問題は、順番に答えを言ってみましょう。

わからない場合は、答えを見てもOKです。

ただし、答えを見て、その答えを問題集に書きこんではいけません。それでは、ただのカンニングですね。

答えを言う段階では、答えを書きこまずに、書きこむ場合は、後でテスト形式でやってみましょう。

書きの問題も同様です。

ただし、書きの場合は、空書きといって、答えを書けるかどうか指で書いてみましょう。

難しい漢字や似た漢字、意味が違う漢字があるので、間違って書いてないかを特に注意して確認しましょう。

一通り覚えたなと思ったら、テスト形式で解いてみます。

解いたら、すぐに答え合わせをしましょう。

そして、まちがえた問題だけを、ノートに書き取りしたり、まちがえやすい部分を大きく書いたり丸で囲ったりして強調して覚えましょう。

こうすれば、ただ苦痛で作業になるだけの漢字ドリルや書き取りをやらなくても漢字が楽しく、しかも確実に覚えられます!


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【高校古典】まずは古文単語を覚えて語彙力を底上げしよう

2019年11月28日 | 国語の勉強のやり方
高校生の古典の勉強のやり方で質問がありました。

古典は、とにかく古文単語が重要です。

なぜかというと、文章に5%以上わからない単語があると文章全体の内容を理解することがほぼ不可能になるからです。

1%以上でも難しいと言われています。これは古文に限らず、英語でも国語でもそうなのですが、それくらい語彙力が重要なのです。

ですから、まずは、わからない言葉を1%以下にするようにしましょう。

そのためには、まずは古文単語を覚える必要があります。

読んで見て覚える重要古文単語315


古文単語ゴロゴ


を使って、エピソードや語呂を活用して覚えると良いでしょう。

特に、古文単語はなるべく語源を理解する必要があります。丸暗記しても、時間が経ったら忘れてしまうだけですから。

例えば、「けしき」という古文単語は、景色ではなく「気色」と書きます。

この漢字からも、「気(持ち)の色」、つまり、心情や機嫌という意味だと言うことが推測できます。

すべての古文単語がこのようにわかりやすい語源ではないので、そんなときはゴロゴで語呂で覚えるほかありません。

まずはエピソードで覚える。それでもだめなら語呂で覚える。

こうして、古典の語彙力を底上げすることが古文攻略のカギです。

(もちろん、これだけではありませんが、詳しく聞きたい人はお問い合わせを!)


江南市のネクサス(勉強のやり方専門塾)は、主に江南高校、一宮南高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、西部中、布袋中、古知野中、古知野西小、古知野南小、布袋小、一宮市では西成東中、大口町では大口中の生徒が通っています。


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【TEL】090-4268-4939(10時~22時、伊藤まで)
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【小中高国語】読解力は国語力(○○を探せ!)とは違う!読解力を身につけるために必要なことは?

2019年04月25日 | 国語の勉強のやり方

国語の勉強って、やり方があるようで「ない」って思われてますよね。でも、国語にもちゃんと勉強のやり方があるんです。その前に、国語力と読解力のちがいから説明した方がよいかもしれません。

まず、国語力とは「本文中に書かれている答えを探してくる力」です。「○○-○-を探せ」というあの赤と白のボーダーの服を着た人を探すのと一緒ですね(笑)。

「○○-○-を探せ」なので、本文中をくまなく探せば答えは必ず見つかります。ただし、問題なのは本文のどこに答えが書かれているのか探すのに時間がかかることです。ですから、文章を正しく速く読めるという力が最低限必要です。

では、読解力とはどんな力なのでしょうか。読解力とは本文に書かれている内容を構造的に(自分なりに工夫して)理解する力です。構造的と言われるとちょっと難しいですね。しかし、この構造的というのがとても重要です。

その前に、読解力はすべての教科の基礎基本となる力になります。例えば、算数や数学の文章題でも、問題文を理解できなければ解くことは不可能ですよね。理科でも心臓の構造を理解するのに、心室と心房では房の方が小さい部屋だということを理解していれば、それほど難しいことではありません。

ですから、言葉の意味を考えずに、ただ答えだけを探してくる練習をしても読解力がつかないことがわかります。ここが国語力と読解力のちがいです。

なぜ、子どもに読解力が身につかないのでしょうか。

例えば、子どもたちがよくやる間違いに、「~の理由はなぜですか」という問題で、多くの子が「~します」や「~です」と答えるケースがあります。

「えっ、えーっ!?」

これって、「今日は何曜日ですか」と聞かれて「24日!」と答えているのと一緒なんです(笑)。

つまり、質問に対する「答え」になってないのです。

母:「何食べたい?」
子:「なんでもいいよ」

というほぼ条件反射で「~の理由はなぜですか」という問いに答えているのです。

同じように、

・どんなことに驚いたのですか
→誤答例.~が急に飛び出してきたから(正しくは、~したこと)
・その時の主人公はどんな気持ちでしたか
→誤答例.泣きながら走っていった(正しくは、悔しくてその場から逃げ出したい気持ちなど)

と、「問い」に対する「答え」ができていない子がほとんどなのです(今すぐ、お子さんの答案用紙を見てみましょう)。

これは、学校の先生定番のギャグ、

生徒:「先生!トイレ!」
先生:「先生はトレイではありません」

に象徴されます。

先生がトイレでないことは明らかですが、「先生!トイレ(に行きたいです)」と日本語では一番重要なことを省略しても、その場の空気を読むことで理解してもらえる文化があります。

これが、読解力になると弊害を引き起こすのです。

「トイレ」の会話と同じ感覚で、国語の読解問題を解いているのです。だから、問題文を正しく読めないことが重大な間違いだと気がつかないし、問いに対する答えを正しく答えられなくても気にならない子がほとんどなのです。

まず、読解力を身につけるのに最低限必要なことは、文章で書かれた問いを「正しく」理解して、質問に「正しく」答えることを「徹底する」ことです。

■質問に“正しく”答えることが重要
「なぜですか?」→「~だから」「~なので」
「どんなこと?」→「~なこと」
「気持ちは?」→「~な気持ち」(~する/したは行動なので×)

「何曜日ですか?」と聞かれて、「何日です」と答える子は、質問の意味を雰囲気で解釈して、雰囲気で答えているのです。

読解問題では、これが問題に文章で書かれているので、なおのこと雰囲気で答えようとします。

聞いて理解できないことは読んでも理解できない

という法則があります。

だからこそ、まずは、会話レベルで質問を「正しく」理解する力を練習しましょう。

読解の問題集を買ってきてやらせるのではなく、親が子どもに「~なのはなぜですか」と口頭で聞いてやるだけで良いのです。

これは、学校のテストでもかまいません。間違えた問題を読みあげて、正しい答えが言えるように練習する。これだけで読解力の基礎が養えます。

極端な話、

母:「何食べたい?」
子:「なんでもいいよ」
母:「じゃあ靴下でも食べるんだね?」

とツッコミを入れるくらい、日常会話から「正しく」答えるという練習をすることが大切です。

このように、読解力の土台となるのは、口頭でのやりとりです。つまり、家庭や学校での日常での会話なのです。

以上から、簡単に言ってしまえば、読解力とは、書いてある文章を話しかけられた言葉のように理解し、答えるべき文章をまず口頭で言える力なのです。

自分の言葉で言えないことは、自分の言葉で書けない

という法則もあります。

正しい答えを書けるようにするためには、まず、正しい答えを言えるようにする。

そういう練習をすることが、読解力を身につけるための唯一の近道です。
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