ネクサス(江南市の勉強のやり方専門塾)の塾長の伊藤です。
3/29付けの朝日新聞に
■小学校英語「山はMt.」に検定意見 文科省「想定していない指導」
と、2024年度に改訂される、小学校の新しい教科書の記事が載っています。
記事中では、
三省堂の6年の英語の教科書にあったこの説明。今回の検定で「学習指導要領に示す内容に照らして、扱いが不適切」との意見がついた。
文部科学省の担当者は「小学校の英語の学習指導要領では、意味のある文脈で繰り返し触れることが求められている」と指摘。
「『山の名前の前にMt.をつける』との知識を教えることは、学習指導要領が想定していない指導になる恐れがある」との判断だったと話す。
とされ、紙面版にはこの続きがあり、
最も多くの検定意見がついたのは東京書籍(NEW HORIZON)で88件。
発音とつづりの規則性を意識したページなどに検定意見がついた。
とあります。
これってどういうことかというと、ようは文法やフォニックスを教えちゃダメですよと言っているようなものです。
例えば、
cub(カブ)
の語尾にマジックeと呼ばれるeがつくと
cube(キューブ)
と発音が(uの部分が「ア」から「ユー」へ)変わるルールがあります。
これをフォニックスと言うのですが、実は漢字でも音読みと訓読みがあり、日本人はそれらを組み合わせて熟語を読んでいます。
同様に英語では、音読み(ア)とアルファベット読み(ユー)があって、これらを組み合わせて読んでいるだけなんですね。
冒頭のMt. に関しても、
NG:「山の名前を言うときは、名前の前にMt.をつけます」
↓
OK:「山の名前は、Mt. Fuji(富士山)、Mt. Asama(浅間山)などのように表します」
と修正を余儀なくされました。
正直、意味不明ですね。
理由は、「学習指導要領が想定していない指導になる恐れがある」ということのようです。
ようは、「知識を教えることになる」ような教え方はNGということです。
やっぱり、意味不明ですね。
知識を教えるのが教科書なのに、そのような教え方はダメだとしたら、いったい学校でどうやって教えればいいのでしょうか。
先ほどのフォニックスも、「発音とつづりの規則性」について紹介したページがある東京書籍には、最多の「検定意見=そういう教え方はダメという意見」がついたそうです。
ご存じの方もみえるかもしれませんが、東京書籍の教科書は英語では最大のシェアをほこっています。
愛知県でも、多くの小学校で採用されています。
ねらいうちにされたのかどうかわかりませんが、比較的フォニックスを積極的に取り入れようとしている教科書なだけに残念です。
この教科書は2024年度から採用されるはずなので、現在、2024年度以降に小学5、6年生になるお子さんが対象です。
今でも、わけがわからない小学校の英語の教科書が、今後も改善される見込みがないとなると、正直、もう学校英語には期待がもてません。
中学英語でつまずかないためには、フォニックスも文法も避けては通れないからです。
もちろん、ネクサスでは中学校での指導はもちろん、小学校から文法もフォニックスも導入しています。
中学、そして、高校でも英語でつまずかないために、小学生のうちから確かな英語力を身につけることをおすすめします。
その際は、江南ネクサスが全面的にバックアップします!
勉強のやり方がわかる!中学生からの最強のノート術(ナツメ出版)
■空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
3/29付けの朝日新聞に
■小学校英語「山はMt.」に検定意見 文科省「想定していない指導」
と、2024年度に改訂される、小学校の新しい教科書の記事が載っています。
記事中では、
三省堂の6年の英語の教科書にあったこの説明。今回の検定で「学習指導要領に示す内容に照らして、扱いが不適切」との意見がついた。
文部科学省の担当者は「小学校の英語の学習指導要領では、意味のある文脈で繰り返し触れることが求められている」と指摘。
「『山の名前の前にMt.をつける』との知識を教えることは、学習指導要領が想定していない指導になる恐れがある」との判断だったと話す。
とされ、紙面版にはこの続きがあり、
最も多くの検定意見がついたのは東京書籍(NEW HORIZON)で88件。
発音とつづりの規則性を意識したページなどに検定意見がついた。
とあります。
これってどういうことかというと、ようは文法やフォニックスを教えちゃダメですよと言っているようなものです。
例えば、
cub(カブ)
の語尾にマジックeと呼ばれるeがつくと
cube(キューブ)
と発音が(uの部分が「ア」から「ユー」へ)変わるルールがあります。
これをフォニックスと言うのですが、実は漢字でも音読みと訓読みがあり、日本人はそれらを組み合わせて熟語を読んでいます。
同様に英語では、音読み(ア)とアルファベット読み(ユー)があって、これらを組み合わせて読んでいるだけなんですね。
冒頭のMt. に関しても、
NG:「山の名前を言うときは、名前の前にMt.をつけます」
↓
OK:「山の名前は、Mt. Fuji(富士山)、Mt. Asama(浅間山)などのように表します」
と修正を余儀なくされました。
正直、意味不明ですね。
理由は、「学習指導要領が想定していない指導になる恐れがある」ということのようです。
ようは、「知識を教えることになる」ような教え方はNGということです。
やっぱり、意味不明ですね。
知識を教えるのが教科書なのに、そのような教え方はダメだとしたら、いったい学校でどうやって教えればいいのでしょうか。
先ほどのフォニックスも、「発音とつづりの規則性」について紹介したページがある東京書籍には、最多の「検定意見=そういう教え方はダメという意見」がついたそうです。
ご存じの方もみえるかもしれませんが、東京書籍の教科書は英語では最大のシェアをほこっています。
愛知県でも、多くの小学校で採用されています。
ねらいうちにされたのかどうかわかりませんが、比較的フォニックスを積極的に取り入れようとしている教科書なだけに残念です。
この教科書は2024年度から採用されるはずなので、現在、2024年度以降に小学5、6年生になるお子さんが対象です。
今でも、わけがわからない小学校の英語の教科書が、今後も改善される見込みがないとなると、正直、もう学校英語には期待がもてません。
中学英語でつまずかないためには、フォニックスも文法も避けては通れないからです。
もちろん、ネクサスでは中学校での指導はもちろん、小学校から文法もフォニックスも導入しています。
中学、そして、高校でも英語でつまずかないために、小学生のうちから確かな英語力を身につけることをおすすめします。
その際は、江南ネクサスが全面的にバックアップします!
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