駆け出し在宅ワーカー母の日記
Long Road
トランスアメリカ
『トランスアメリカ』のDVDを観ました。
【STORY】
トランスセクシャル(=性同一性障害)の
ブリー(フェリシティ・ハフマン)は
かつては男だったが、今は女性として生き、
完全に女性の肉体になる手術を間近に控えていた。
そんな彼女にある1本の電話が入り、ひどく動揺する。
自分の知らぬ間に生まれていた息子が、
拘置所にいると言うのだ。
息子の名はトビー(ケヴィン・ゼガーズ)。
ブリーは男だったとき、1度だけ女性と経験があり、
トビーはそのときにできた子どもらしい。
ブリーは、手術費用を切り崩して渋々息子を
NYまで迎えに行くが、自分が実の父親であることも、
トランスセクシャルであることもトビーに打ち明けぬまま、
トビーの継父のいるケンタッキーへ車で送り届けることに。
こうして、親子初めてのトランスアメリカ(=アメリカ横断)
の旅が始まった。
親子ではあるものの見知らぬ者同士だった二人は、
お互いを傷つけ合いながら、少しずつ
相手のことを理解してゆく。
そして、それぞれの心に不思議な感情が生まれる。
果たして、この旅の最後に待っているのは……?
なんかこう、適度に笑えて、
適度にハートウォーミングなカンジでよかったです。
もっと、「お涙ちょうだい系」かと思ったんですけどね。
涙涙かと思ったエンディングも、意外とアッサリ。
でも、程よくジンワリ。
この手の作品って、「ハイ、ココで泣いてくださーい」
というのがひしひし伝わってきたりすることが
多いのですが、この作品にはそうい押し付けがましさがなく、
とてもよかったと思います。
ブリーに扮するのは、『デスパ妻』のリネットで
おなじみ、フェリシティ・ハフマンなんですけれども、
私ってば、ブリーが彼女だということに気づいたのは、
けっこう後半になってからでした……。
誰かに似ているとは思っていたんですけどね、
最初、スゴく厚化粧なんですよ。
ホンモノのトランスセクシャルの方かと
思っちゃうようなメイクや仕ぐさでして……。
それが、後半になるにつれだんだんと
ナチュラルメイクになってきて、ようやく、
「アレ? もしや、リネット??」と思ったんですよ。
スゴいよスゴすぎるよ、体当たり演技だよ、ハフマン。
アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたのも、
頷けます!!!
それでですねー、ブリーの息子トビー役の
ケヴィン・ゼガーズがですねー、モノスッッッゴク美形!!!
「リヴァー・フェニックスの再来」という評判には
ちょっとウーン……というカンジですが、
もー私のストライクゾーンど真ん中でして、萌え萌え。
繊細で孤独な少年を、ごく自然に演じています。
ゼガーズは子役から活躍しているらしいのですが、
どうして今までノーマークだったんだろ、私。
思わず、彼の壁紙をダウンロード……。
でもですね、この作品は2年前の作品なので、
今はどんなカンジなのか気になりまして、
画像を探したら……ちょっと様子が変わっていました。
ちょっとふっくらしたというか、
ワイルドになってしまったというか……。
(画像その1・画像その2)
残念ながら、私のストライクゾーンからは
外れてしまった模様……。
それでも美形ですけどね、やっぱり。
おっと、いけねぇっ! 話が脱線しとる!!
コホン……話を作品に戻します。
イイ作品でしたよ、ホント。
103分でスッキリしているし。
「スカートの下に何があるかより もっとだいじなこと。」
を知りたい方は、是非この作品をご覧になってください。
きっと、その答えが見つかりますよ。
トランスアメリカ
松竹
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