駆け出し在宅ワーカー母の日記
Long Road
目玉が飛び出した!
日曜日に、Nぞうと息子くんが久々にわが家へ来訪。
息子くんは、わが家が大スキ。
自分ンちにはないおもちゃがたくさんあるから。
こまめはタメより年上好きのようで(笑)、
外出先でも幼稚園~小学校低学年ぐらいの子を見ると、
ニッコニコしてついてっちゃう
ちなみに大人には、まるで愛想ナシ。
息子くんとこまめはちょうど二歳差なのですが、こまめさん、
ずーーーーーーっと金魚のフン化してましたよ。
息子くんが立てばこまめも立ち、息子くんが笑えばこまめも笑い、
息子くんが座ればこまめも座り、息子くんが歩けばこまめも歩き
……と、息子くんのマネっこばかりしてました。
マネっこ動物、こまめ。
自分のお気に入りのスリッパを、息子くんに履かせて
あげたりもしてたなあ。
でも息子くんはおもちゃに夢中で、こまめなんてそっちのけ(笑)。
Nぞうが、「こまめちゃんと遊んであげて」と言うと、
「うん」と言うものの、こまめがにゅ~っと手を出すと、
「やめて! 今ボクがやってるんだから!」「あとでね!」
と、こまめの手を振り払い、そっけない態度。
それでもめげずに息子くんに絡もうとするこまめの健気さに、
親バカな母は、ちょっぴり涙が出そうになったぞ(笑)。
前に遊びに来たときも、こんなカンジだったんだよなあ。
Nぞうの話によると、保育園に通う息子くんは、0~1歳児のいる
ひよこ組で遊ぶのがスキなそうだから、こまめと仲良く遊んで
くれそうな気がするんだけど。
こまめはあまりスキなタイプじゃないのかしらん。
ま、性別の差もあるのかな。
息子くんもこまめも一人っ子同士だから、兄妹のように仲良く……
が、Nぞうと私の理想なんだけれども、無理強いもできませんわな。
あ、そうだ。
本題の、目玉が飛び出した話をしなきゃ。
Nぞうと旦那さんと私が、確定申告の話で盛り上がっていたときのこと。
こまめは私の膝に座っておりまして、息子くんは放牧されておりました。
話の途中で、息子くん、ずい分大人しいな~って思って見てみると、
なんかカチャカチャ音を立てて遊んでいる。
何で遊んでるんだい!?
って、オイッッッ!!!
そ、そ、その手にあるのは……
ひな飾りの御内裏さまの刀や~ん
ほんっっっとうにビーーーーーックリして、マンガみたいに
目玉が飛び出しそうになりましたわ。
いや、実際、ほんの少し飛び出ていたと思う。
「あ~っっっ! 息子くん! それだけはやめてぇぇぇ~」と
叫びましたよ、ワタクシ。
するとNぞうが、「何やってんの!!!」。
息子くんに刀を返してもらったらもうね、刃の部分が
うにゅ~って波打っちゃってて、鞘に収まらないの……
一気に、わきの下にヘンな汗がドーーーーーッッッと出ましたよ。
息子くんはNぞうに叱られて大泣きしてるし、修羅場でしたわ。
Nぞうに「謝りなさい!!!」と言われても、最初、
「だって、ボクンちにないんだもん」とか「気になったんだもん」とか
言って頑なに謝らなかった息子くんでしたが、根気良くNぞうが
謝るように諭して、ようやく小さい声で「ご……めん……なさい……」。
するとこまめが、「あいよ~」。
男の子の息子くんには、ひな飾りが珍しかったんでしょうね。
思いっきり手に届くところにあって、触りたい衝動に駆られたんでしょう。
まあぶっちゃけショックでしたけど、どうにか元の鞘に戻りましたし(笑)、
子どものやったことですから仕方ないです。
相変わらず刃の部分は波打ってて、敵陣に乗り込まれたら、
確実に御内裏さまやっつけられちゃうと思いますけど(笑)。
翌日Nぞうから、「弁償する」とメールが来ましたが、
「気にしないで」と返信しました。
首をもがれたとかだったらさすがに、弁償を……って話になるけれど、
刀なんて鞘に入れてしまえば波打っているのもわからんし、
もう気にしてません。
旦那さんも同じ。
とまあ、そんなこんなで今日はひな祭り。
今夜は波打った刀を差した御内裏さまとともに、
ひな祭りパーティーをしますかね。