相場に立ち向かう心得15ヶ条
第10条、 少数派に身を置け
相場が本当に行く時というのは、全部損切りの力である。
損切りの時が、最も相場が走る。損切りというのは恐怖から逃げることだから
いくらで売れるなんてことは、もう関係なくなっている。
とにかく、自分が投資しているものを売って逃げたいという意識だけで行動する
そこに相場を大きく動かすだけの、物凄いエネルギーが出てくるのだ。
それも損切りする側が多数派であればあるほど、相場は極めて速いスピードで
もって、大きく動く。逆の見方をすると、多数派に身を置いている限り
儲かる方向に相場が動いたとしても、その動きは極めてスローになる。
儲かるときはスローで、損する時は猛烈なスピードで動く。
割に合わないのである。
しかし、少数派に身を置けば、儲かるときは凄いスピードで儲かり、損する時は
ちまちまとしか損しないのである。
相場の原則は、小さく損して大きく儲けることだから、例外もあるが
基本的には常に少数派にいなければならない。ただ、少数派でいることに
耐えられるだけの度胸を持っているかどうかが肝心だ。
また、少数派でいる場合の持高は、最初は小さめにキープし、利が乗り出してから
利乗せで持高を拡大するのが基本である。
度胸を持っているか・・・、胃は痛くなるし睡眠不足になることも(苦笑)
ゆっくりで良いから、度胸の要らないやつで・・・と思ってしまう
と言いながら、逆張り好きなんで少数派に属して始まるんだけど、
いつの間にか多数派になってしまうことも(爆)
久しぶりに Paul Taylor