相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

黄金の相場学 8

2010-06-12 14:48:14 | 日記
 相場に立ち向かう心得15ヶ条

第11条、 材料と相場は、ほとんど関係ない

中期的なファンダメンタルズ、この材料は大事だが、それ以外の毎日
出てくるような材料は、無視するくらいで良い。

新聞などでは、発表された経済指標の内容などが、あたかもマーケットを
動かしたかのように書くが、同じ材料が出たとしても、相場が行きたがらない
時は、全く反応しないものである。そういう時、マスコミはどう言うか
「織り込み済み」と言う一言だけである。

昔の例で言うと、たとえば湾岸戦争の時、実際に戦争が起こったら株価が
大暴落、円は急落して大変なことになるなどと騒ぎ立てたが、実際に
戦争が起こったら、円は急騰、株価は暴騰で全てが逆の方向に動いた。

どんな材料が出ても、相場が行きたくない時は、むしろ逆の方向に行く
こともある。材料に相場が反応するのではなく、相場が行きたがっている
方向に見合う材料が出てくるだけの話なのだ。


第12条、皆が絶対だと思っている時は危ない

皆が「もう絶対にこの相場は上がる・下がる」などと、買い安心感や売り安心感を
抱き始めたら危ない。突然、まったく関係のない材料が出てきて
やられてしまうことが往々にしてあるのだ。


第13条、 あの時やっていたら・・・は禁句

「・・・たら」「・・・れば」などと後になって言ったところで
儲けることは出来ない。それは誰にでも言えることなのだ。
思っただけで、実際に行動しなければ、利を得ることは出来ない。
そう思ったとおりに出来る(エクセキューション)能力、そのアイディアを
行動に移せる能力が、相場にはとても大事なのである。
相場は、言い分けではなく「エクセキューション」である。



次回で完結!!






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