中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省保山市板橋鎮にある茶館

2015年02月27日 | 雲南省

私は1989年9月から雲南省の昆明市に語学留学していましたが、その頃は昆明市内にも結構沢山の茶館がありました。それで、昆明滞在中には時々茶館に通ったものです。今では昆明市内から茶館はすっかり姿を消し、喫茶店にとって変わりました。今私が滞在中の大理市内にも茶館はないようです。大理古城にある公園中には一軒茶館がありますが、昔ながらの茶館と云うよりは最近どこにでも見かけるお茶を飲ませる店と云う感じの物です。

先日保山市の板橋鎮に偶々行ったところ、この村には未だ二軒の茶館がありました。ここを訪れる観光客は、全くいない訳ではないのですが、茶館で休む観光客は、全くと云っても良いほど居ない様でした。

 

茶館の中でお茶を楽しむ人。お茶は一杯1元。

 

 

 

お茶代は一杯一元。お茶のみで他には何もありません。店の中は土間となっていて、これにはやはり驚きました。貴州省等もかなり奥地の農村に行かないと土間のある家は最近では少ない様です。土間のある家は消えつつあります。

 

お湯を沸かしているところ。何でもこの茶館では、湯を沸かしお湯を売っているとの事。これも収入なるので一元でもやっていけるとの事。

 

茶館の内部の様子。店の中は土間となっています。

 

第二次世界大戦の時期にはアメリカ兵もこの茶館を訪れたそうです。

茶館の老板

 

今では雲南省でも昔ながらの茶館は姿を消しつつある様です。このブログでも触れたのですが魏山県には、未だ沢山の茶館がありますが、昔ながらの茶館を見かける機会は最近ほとんどなくなりました。

 

 

 

 

 



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