中国の農貿市場については、何度もこのブログでも触れましたが、大理鎮の農貿市場では、時々珍しい物が売られて居る事があります。その珍しい物とは、宴会に出された後に、手付かずに、食べ切れずに残った料理の一部です。
中国の場合は、行政区として鎮の下に村があります。従って大理鎮の下に、今私が住んでいる大院子村や隣村の月渓村等の村々があります。そして、村には必ず集会所の様な場所があり、今でもそこで村人の結婚披露宴、満月席等の様々な宴席が行われる様です。村に住む多くの人は依然結婚式や満月宴等はホテルの宴会場で行う人は少数派で、大抵の人は村の集会場で行う様です。披露宴以外にも満月宴にも出た事があるのですが、村でも兎に角招待される人の数が多く、3 400名位が普通ですので村の集会場で行われるのが普通の様です。
私は良く農貿市場に足を延ばすのですが、普段は見かけない物が時々売られて居る事があり、最初は何故か分からず些か驚いたのです、村で行われた宴会で手付かずに残った料理を、農貿市場で捌いて居たのです。最近では私も、その様な事に出くわした時には、必ずの様に買います。人気の様であっと云う間に売り切れとなります。
宴会で出される定番の料理の一品。ハム、チャーシュー等 15元
定番の魚料理。これも必ず出されます。10元。私が何時も買うのはこの魚料理です。
会場で料理を作る人達が、農貿市場に持ち込み売ります。最初これを見た時は、何処かの食堂で作り、農貿市場に持ち込むのかと思ったのですが、近くに村の集会場があり、そこで宴会等があったものの料理が大量に残った場合、農貿市場で売り捌くようです。安い事もあり、あっという間に売れ切りとなります。値段は10元から20元。
無論の事ですが何時も売られている訳ではありません。また、大理古城内には、大きな貿貿市場が二か所ありますが、そこでは見かけません。村の何方かと云えば小さな農貿市場で、時々見かけます。