中国語で「山药」とは日本で云う「山芋」の事を指す様ですが、農貿市場等には、一年を通じて山芋が並んでいます。大理市市内の農貿市場や超市(スーパー)では、必ずの様に山芋は売られているので、雲南省大理でも割合良く食べられる食材の様です。
中国でもこの様な山芋が主流の様です。農貿市場やスーパーでは、圧倒的にこの様な種類の山芋が多い。大理古城の農貿市場で売られている山芋。
こちらの山芋は、形がまっすぐではないのですが、この手の物もよく見かけます。
皮を剥いて売っている山芋。農貿市場では皮を剥いた物も良く見かけます。
良く注意して見ると農貿市場では、時々地物の山芋が売られている時があります。大理市魏山県や大倉県の農貿市場でも、栽培された山芋に混じって地物の山芋、日本で云うところの自然薯が売られているのを見た事があり、買った事もあります。大理市の農貿市場でも矢張り時々自然薯「山药」が売らていますが、一年中あるとは限らない様です。
地物の山芋で、日本で云う自然薯。当然ですが値段は、こちらの方が高いです。農貿市場で売られている際には、最近良く買いますが大変に美味しいです。大理市下関鎮の農貿市場で見かけた自然薯。一斤5元から6元。
雲南省プーアル県には、中身が黄色い色の山芋もあるとの事。「むかご」も農貿市場では見かける事もあります。因みに、「むかご」は中国語では、「山药豆」と云うとの事。ネットで調べたら山芋麺と云う物もあるそうですが、これはそば粉、山芋粉、卵と一緒に拵えた麺との事ですが、私は未だ食べた事はありません。
雲南省等では、山芋の食べ方としては、豚肉や骨付き豚肉と一緒に炊いたり、鍋に具材として入れたりと云った食べ方が多い様です。尚、日本の「とろろ」の様な食べ方は、雲南省でもない様です。