中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

本屋の中の喫茶店

2012年12月24日 | 貴州省

貴陽市にある西西弗書店という本屋の中に、新しく喫茶店が出来ました。面白い事にはその喫茶店の中では、書店にある本を持ち込んで自由に読んで良いというシステムをとっている事です。

喫茶店の中に持ち込める本は、一度に一冊だけですが、本を交換すれば何冊でも読むことが出来ます。喫茶店のカウンターにあるノートに、持ち込む本の名前、値段など記入すれば、喫茶店の中でその自分が読みたい本を自由に読むことが出来て、本の交換も何度でも可能です。

最近は貴陽市内に出かけると、この書店に立ち寄り、この中にある喫茶店でお茶を飲みながら本を捲るという機会が多くなっています。以前からこの西西弗書店は気に入っていて、貴陽に行く際にはよく立ち寄っていたのですが、最近はこの本屋に行けば、珈琲も飲めるし、本も読めるという事で行く機会が増えました。

このシステムは評判もなかなか良いようで、このシステムを利用するお客も多く日曜日などは満席で座れない事もあります。西西弗書店は、11月末にも新しく5店舗目を貴陽に開店したのですがこの店舗には、最初から喫茶店が併設されています。

西西弗書店のモットーだそうで、本が高いと思ったら写せばとか立つのに疲れたら座ればとか書いてあります。

 

それで本屋の中にはゆっくり座って読める場所があります。これは新しく出来た店舗の中の座って読めるコーナー。

 

こちらは別の店舗の「立つのに疲れたら座れば」という場所で本を読む人達。

 

店の中に出来た喫茶店。この中で一度に一冊に限り本を持ち込んで自由に読んでよい。本を交換すれば、当然何冊でも読めます。

 

珈琲と喫茶店の中に持ち込んだ本。本はツンドクの方が多い自分にはこのシステムは大いに助かります。

 

以前からこの西西弗書店という書店は大変気に入っていたのですが、このような事を新しく始めたので、この本屋が一層好きになり、応援もしたくなりました。



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