黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

サッカー大会にて

2009年01月28日 | はるの子育てコーチング日記
今日は、市内の私立保育園の交流サッカー大会で、
花が出場するため、家族みんなで応援に行ってきました。
会場まで向かうバスの中では、先生方がゲームなどを用意していてくださり、
親も一緒に遠足気分で楽しむことができました。

さて、メインのサッカーですが、以前の日記にも書いたのですが、
花の園は、今まで一度も勝ったことがないのです。
・・・というより、今まで1度もゴールを決めたことがないそう
今年はサッカーチームに入っている男の子が4人もいるということで、
園始まって以来、初めて得点できるかもと先生方の期待も高まっています。
保護者の方も気合十分
応援だったら負ける気は全然しませんっ
A、B 2チームの構成なのですが、
Aチームに上手なメンバーを集める作戦なようです。
ちなみに花はBチーム。
「血液型がB型やからBチームやねん。」といってました(笑)

午前中にブロックごとの試合が行われ、
その順位を元に、午後からトーナメントが行われます。

午前中、必死に応援するも残念ながら、両チームとも得点ならず。
先生方も、
「午後からの予定ですが、多分両チーム共、第4試合になると思います・・・」
といっておられました。
(ということは両チーム共、最下位ということか

ところが、発表されてみるとAチームの方が第3試合
どうやら同じブロックの他のチームも無得点で、得失点差で3位になったようです。

クラスの男の子が
「やった1回も勝ってないけど、3位やっ
と喜んでいて、すかさずみんなで
「それは自慢するとこちゃうやろ
と突っ込みそうになりました(笑)

お弁当を食べた後は、サッカーに詳しいお父さんからの特訓
一人一人をみていると、それなりに技術はあるのです。
でも、相手チームを前にするとついつい気持ちが先走ってしまう。
強いチームは1年間通して保育時間にサッカーを取り入れているらしく、
フォーメーションもちゃんとしていて、
ここ2ヶ月ほどでサッカーを始めたうちの園とは、
残念ながら、親の目から見ても力の差は歴然なのです。

それでも、午後からのAチームの試合でミラクルがおきました

何点も何点も入れられる中で、あきらめずに1点を取ることができました
念願の初得点です
結果は1-8で負けてしまいましたが、よくやった

そして、花のBチーム。
こちらもがんばりましたが、0-2で負けてしまいました。

観覧席に戻ってから、思い切り抱きしめてあげました。
同じく先生もぎゅっと花を抱きしめてくれ、いってくれた言葉が
「頑張ったね。花ちゃんが戦ったチームは予選1位のチームだったんだよ。
そのチーム相手に2点しか取られなかったなんて、先生びっくりだよ。
すごかったよ本当に最後まであきらめずに頑張ったね」
横で聞いていた私も思わずうるうるしそうになりました。

保育園始まって以来の初得点をあげたAチームだけではなくて、
負けたBチームのメンバーにも、こんなふうに誉めてもらえるなんて。。。
なんだか、すごいぞBチームと思えてきました。


夜、お風呂上りに髪を乾かしながら、花とお話をしました。

「今日は本当に頑張ったね」
「うん。最後まであきらめんかってん。」
「最後まであきらめないことが大事やもんね。でも、今日は泣かなかったね」
「泣かないように頑張ったっていうこと

秋の運動会の後、リレーに負けたことが悔しくて、
花のチームは大泣きでした。
去年の生活発表会の後も、みんなで泣いていたような・・・。
今回の試合の後も、何人かの男の子が悔し泣きをしていました。
去年のメンバーもサッカーの試合の後は、みんなで泣いたそうで、
今年は気合いが入っていたわりに、意外とみんなケロっとしているなと思ったのです。

そっか。
泣かないように頑張ったのか。

それは、後悔が残らないように全力を尽くしたってことなのかな。

思いがけない心の成長に、
そこが今日一番の感動ポイントになりました。



ママのポッケは魔法のポッケ☆

2009年01月28日 | はるの子育てコーチング日記
先週は雨続きの空模様で、
いつもは私の愛車 ブリヂストン で送り迎えをしているのですが、
徒歩での行き帰りが多くなりました。

雨がしとしと降る中、寒さをこらえながらの家までの道のりは、
ちょっと子どもたちにもがんばりが必要です。

こんなとき、ママは魔法使いに変身します。

保育園の門の外にでたら、
「ちょっと待ってね」
と子どもたちに向かい合います。

ポンっとコートのポケットを叩くと、あら不思議☆
アメが一粒でてきました。

「わぁい♪ほしい!ほしい!」
と一斉に手が上がります。
まずひとつ、手渡して・・・もう一回、ポンっ。

またひとつ、アメがでてきました。
「わぁい♪」

「いいなぁ。ママも欲しいなぁ」
ということで、もう一回、ポンっ。

私もおくちにひとつ放り込みます。


前にこの魔法を使ったときは、
風は目をまんまるにして、
「ママ、すごいねぇ。魔法使いだねぇ」といっていました。

それからしばらくたったある日のこと。
いつものようにお迎えにいくと、
風が私を叩いてきます。
「こらっ、風。なんでママを叩くの!ママ何にもしてないでしょ」
とたしなめると・・・
「だって、アメちゃんほしかってんもん」

風を私を叩いていたのではなくて、自分も魔法を使いたくて?
一生懸命私のポケットを叩いていたのでした(笑)

「そっかぁ。でもね、魔法はママしか使われへんねん。
風ももっとおりこうにして修行をつんだら、大きくなったらママみたいに
魔法使えるようになるかもね」


そうそう、一度のど飴を魔法で出したことがあって、
ちょっとこれが風のお口にはあわないようでした。
なので、その次の日は子どものお口にもあうように、
昔なつかしい「カンロ飴」を出してみたのですが、



「ねぇ、ママ、これって何味?」と花。

んん???

私には子どものころから馴染みのある味なのですが、ほんと、何味なんだろう?

「よ~く、自分の舌で味わってごらん?」
とごまかしたものの、
「ママ~、わからへん。一生懸命考えてるけど、何味かわからへん。教えてよ~」
と、かなり困った様子の花。

確かに、イチゴ味とか、ブドウ味、ミルク味といったよくあるわかりやすい
合成着色料っぽい味ではなく、私にもわかりません。
昔からあるべっこうアメのようなものだと思っていたのですが、
改めて考えてみると、お砂糖やはちみつの味ともちょっと違うようです。

むむむ・・・。



答えはなんとおしょうゆ味!!

詳しい開発秘話などは、カンロ飴のHPでみることができます。

ひとつ賢くなりました。