黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

インプロワークショップに行ってきました2

2009年01月31日 | はるの成長日記
今日はまたまたインプロワークショップに行ってきました

前回参加して、いろいろと感じたことを、
これはと思う方に「インプロって面白いよ~」とお知らせしていましたが、
Cloverのたむくんにも、絶対いろいろとヒントになると思ったので声をかけると、
「行きます」と即答してくれて、
何だかよくわからないまま(笑)参加してくれました。
Cloverは、大学生が主体となっていろいろな世代や地域の人を巻き込んでキャンプなどを企画している団体で、
たむくんはその初代代表
今回大学を卒業するにあたり、次の代表にバトンタッチしたそうですが、
今年もまたまた学生ならではの発想で楽しい企画をいろいろ計画しているようです

さて、本題のインプロワークショップですが、
今回もたくさんのワークをしました。

中でも印象的な言葉がいくつかありました。

失敗はギフトであるということ。
自分の型や枠組みは自分ではわかりにくいということ。
誰かを貶めようとすると、自分が罠にはまるということ。

ワークの中で誰かが失敗をすると、みんなで”ドッカーン”といって最初からやり直します。
誰も責めません。
それどころか、失敗が重なるたびにその場の雰囲気が盛り上がっていく不思議な感覚。

”ビビディ ビビディ バッ”というワークの途中、
私は俗にいうオニになってしまいました。
大きな輪の中でひとりいる感覚は、こんなに怖くドキドキするものだったでしょうか。
次に誰をあてようかと思ってみんなの顔を見渡しても、
誰も失敗しなさそうで、この人ならひっかかってくれそう?と目星をつけても、
そこで「人を貶めようとすると自分が罠にはまる」という言葉を思い出してしまったり(笑)
ようやくオニから抜け出せても、今度はオニにあてられたらどうしようかと、
ずっとドキドキしっぱなしでした。

ワークショップの後のお茶の時間に、そのことを話していたら、
「でもオニになったとしても時間にしたら一瞬なんだよね。
だからそれくらいの失敗はしていいんだよね。」
と誰かがいいました。
そう。たかがゲームの中の時間にしたら数分のオニの時間。
なのにどうしてそこまでそれを恐れるのでしょう。
それが、リアルの世界の出来事だったら?と考えると、奥が深すぎる~~~。

人の話を聴くというワークでは、
人の話を聞きながら、「私だったら~」というのが頭の中にもくもくとでてきたら、
あっちいけ!と追い出してください。といわれました。
これが不思議と私の中にはでてこなくて。
おっ!私の脳、コーチらしくなってるやんとか自画自賛(笑)
これには本当の話を話すバージョンと明らかに嘘とわかる話(ホラ話)をするバージョンがあったのですが、
私、ホラ話のときにもまるでコーチングセッションのように真剣に聴いてしまって。
むっちゃ傾聴している自分にびっくり。
意外なところで、コーチとしての自分を実感しました。

ちなみに、そのホラ話のテーマは「私、満月の夜になると脱皮するんです」(爆)

一番印象的だったのが、前回もやった「同じ動作をしたら相手を撃つ」というワーク。
最初、ぴょんさんと組んだら的中率抜群で
ぴょんさんとは初対面だったのですが、
「なんかわかってもらえてると思った」といっていただきました。
次は、はいちゃんと。
これまた百発百中で、ずっとふたりで転がりまわっていました(爆)
同じく、つながってる感バリバリでした

ただ同じ動作をしているだけなのに、
相手に理解してもらっている、同じことを考えている、受け入れてもらっているというのを強烈に感じられるのです。
これってすごいっ

その他にも、数々のワークの中でそれごとに深い意味合いを感じられ、
受け取る本人の立場や状況によってもそれはどんな風にも受け止められ、
シェアしあうことによって、あぁそういう解釈もあるわねと
ますます深みにはまってしまうインプロなのですが、
最終的には、なんだか自分を承認してもらいにきてるのかも、と思えた一日でした。