先ほどの日記にも書いたセミナーのお話。
お仕事は、大阪府の某公共施設での講演会です。
テーマと大筋の流れはできているものの、
2時間という限られた時間をいかに有効に使うか、
どんな内容ならば興味を持っていただけるか、
楽しく学んでいただけるか、
そして、その場だけではなく、
いかにその後の活動や日常生活で活用していただくか、
いろんな角度から見直しつつ、イメージを膨らませていきます。
こういったお仕事は、
まだコーチングに出会っていない方との出会いの場にもなります。
お正月にいただいた年賀状の中に、
セミナー参加者の方から、
日常にコーチングスキルを生かしていますというコメントがあって、
とても嬉しく思いました。
コーチングは、ゴールを設定して目標達成をするという目的もありますが、
コーチングは日常に使えるコミュニケーションスキルでもあります。
ということは、人間力がアップするということでもあります。
私のクライアントさんの中には、セッションを受け始めてから、
人によく悩み事を相談されるようになったとか、
話しやすくなったといわれる方とか、
お子さんとの関係がスムーズになったとおっしゃる方が、結構いらっしゃいます。
それは、人の気持ちを受け止めるというコミュニケーション力が
知らず知らずにアップしているからなのではないかと思います。
それは、コーチにたっぷりと自分を受け止めてもらっているから。
かくいう私も、自分のコーチにはたっぷりと私を受け止めていただいて、
承認していただいて、これでいいんだ!という地固めをしていただいています。
コーチングって、自己承認の循環かな?と
今書いていて感じました。
良質なコミュニケーションに囲まれて育った人は、
良質なコミュニケーションを発信することができます。
私はそれを、すべての人間関係の基本である家庭で経験できるのが一番だと思っています。
だけど、それがもし叶わない場合、
それをフォローしてくれる人間が子どもたちの近くにいてくれれば、と思うのです。
それは、学校や習い事の先生でも、
いつも行くお店の人でも、
親戚の人でも、
児童館や図書館の先生でも、
公園で会う誰かのお母さんでも、
いつもすれ違う近所の人でもかまいません。
私はそんな人になりたいし、
そんな人を増やしていきたいと思っています。