黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

背中を押すのが得意です☆

2010年01月09日 | はるの成長日記
年が明けて、年賀状やら新年のご挨拶のメールで、
いろんな方からたくさんのメッセージをいただきました。

中にはセミナーの受講生の方や、
先日のチャリティーイベントでセッションをさせていただいた方など、
コーチングのスキルやセッションで出てきたキーワードを
日常の生活で活用していただいている様子を伝えていただいて、
とても嬉しく思います。


その中で、私のアンテナに引っかかったのは、
「はるさんに背中を押してもらいました」
というキーワードが多かったこと。

もちろん、セッションの時に私が「背中を押しますよ」といったわけではありません。

なのに、多くの方が、
「はるさんに背中を押してもらった」と感じているということですね。


これって、とってもありがたいフィードバックです。
私の強みをクライアントさんに教えていただいているのですから。



「背中を押す」というのは、
とてもコーチング的だと感じました。


前に立って道案内をするでもなく、
手を引いてあげるのでもない。
横に並んで歩いていくのでもなく、
ひっぱってあげるのでもない。

ただ、後ろからそっと背中を押す。


それは、一歩踏み出すきっかけかもしれません。

どちらの方向へ歩いて行くのかは、私からは見えませんが、
それはクライアントさんがご自分で決めてくれます。
クライアントさんが行きたいと思った方向へ、そっと後押し。

歩いていくのも、クライアントさん自身です。
どんなペースで進んでいくのかも。

ちょっと不安になって振り返ってみたら、
ちゃんと後ろで見守っています。

合図のように、そっと背中に触れるだけのときもあれば、
後ろからよいしょよいしょと押してあげることもあるかもしれません。

だけど、それもクライアントさんに無理のない程度に。
必要とあれば、後ろからエールを送るかもしれません。


うさぎとカメの童話のような映像が浮かぶのは、
とっても右脳的でしょうか(笑)

うさぎさんにもカメさんにもあわせてサポートいたします。


頑張っている人を応援するのが大好きな私です
前へ進むきっかけがほしい方、
応援してくれる人がほしい方、
新しい扉を開きたい方、
そんな方とご縁を結んでいきたいです。


           




『幸せのおすそわけ~自分も相手も尊重する関係づくり』@名古屋
日時 2010年2月7日(日)13:30-16:30 
会場 栄メンバーズオフィスビル 
  名古屋駅から地下鉄東山線で2駅・栄駅下車5分。駐車場完備 
定員 12名 
詳細・お申込はこちらからどうぞ♪

           

ご質問をいただきました☆なぜ家を買わない方がいいか。

2010年01月09日 | はるの成長日記
いつもこのブログを読んでくださっている方から、
(ありがとうございますっ
先日の記事(お金雑感)について
「どうして家を買わないほうがいいのですか?」と質問をいただきました。

どんなささいなことでも、ご質問大歓迎です


もちろん人の価値観は様々なので、
「家を買うことがダメ」といっているわけではありません。

ただ、家を『資産』だと思って購入するなら、
それは違うかもしれないという話です。

よく「持ち家は財産だ」っていいますよね。

うちの親もそういう考えで、家を購入しましたが、
すべてのローンを払い終わった現在、
その家にどれだけの資産価値があるかというと、甚だ疑問です。
うちの親は、子どもに財産を残そうと一生懸命、
それこそ一生のかなりの年月をかけてローンを払ってくれたわけですが、
築何十年のその家に住みたいという兄弟はいません。
ローンを払い終わったら、家賃なしで住む家を確保できるという利点はありますが、
それだけ古い家になると、
外壁、屋根、お風呂場、トイレ、給湯設備、白アリ駆除などその他諸々
あちらこちらに手をいれなくてはなりません。
先日も、病院から退院してくる父のために、
家の中に手すりを設置したりする工事を行いましたが、
それで年老いた両親が、安全で安心して暮らせる家になったわけではありません。
じゃあ、バリアフリーにするかというと、
今ある家を取り壊して、新しく建てるしかありませんが、
それには新しいローンを組まなくてはいけませんし、
売るにしてもそんな古い家は売れないので、家を壊して更地にするにしても、
両親にはそんな経済力はありません。

それならば、今私たちが住んでいるようなマンションはどうか?

バリアフリー設計で、床暖房や給湯設備も整っています。

だけど、夫にも言われました。
「ローン払い終わったとして、築35年のマンションに子どもたちが住みたがると思う?
 賃貸に出すにしても、築35年のマンションに住もうというとがいると思う?」
NO、でしょうね。
今は数々の機能を備えているように思えても、
30年経ったら、もっといいものが世にあふれているでしょうし。

もちろん、そのあたりのこともわかった上で購入を決めたのですが、
どうしてか、というのを考えると、
「持ち家は財産だ」という呪縛のような思い込みがあったのだと思います。
営業さんもやたらこの言葉を囁きますしね。


晴れて契約となりますと、その後の返済が始まります。
「今のお家賃と同じくらいの(もしくはそれよりも安い)お値段で、
家が手に入ります」といわれ、確かにそうかもしれませんが、
詳しい内訳をみてみると、毎月払っているのは利息分が殆どで、
元金はあまりへっていきません。
加えてボーナス払いもありますね。
それと、固定資産税。
これが結構な金額であります。
マンションとかだと、決められた年数ごとに補修の為のお金がかかります。
(これはもちろん一軒家でもかかりますが、時期については持ち主次第です)
売りに出したり、賃貸に出すときにも、それなりに手をいれないといけませんね。

賃貸だと、月々のお家賃と契約更新時の手数料などはありますが、
ボーナス払いも固定資産税もありません。
気にいらなければ住み替えるという自由もあります。

ほら、よく納得のいく家にするには、
3軒建てないとダメだとかいうじゃないですか。
住んでみてからわかることってありますが、
1回建ててしまうとそうそう修正はできません。

家に求めることも家族の成長によって変わってくると思います。

以前、ふらりと立ち寄ったブログで、家の設計の時にやたらと
「お子さんがいらしたらこうこうこういう間取りのほうが・・・」などと
担当の方がアドバイスをくださるけれど、
「子どもの為に家を建てるわけではないので」ときっぱりとおっしゃったという方がいらして、
すごい!と心の中で拍手を送ってしまいました。
我が家も子どもが大きくなっていったら、今の家も手狭になるのでしょうけど、
(っていうか、今でも手狭ですけど)
子どもたちが巣立っていったら、夫婦ふたりで暮らすにはちょっと広いかもしれません。
家の大きさは、伸縮することができませんもんね。

転勤があるお仕事だったら、それも考慮しないといけません。
うちのマンションでも、ようやく施工が完了していざ入居したとたん、
転勤で引っ越していかれた方がありました。
そういえば、以前の職場でも「家を買うと遠くへ飛ばされる」というジンクスがありましたっけ(苦笑)
それには、家を購入したからには、
転勤を断るわけはないだろう。会社を辞めるわけはないだろう。
という会社側の読みもあるようです。

うっわ
書いていて改めて思いますが、すごく縛られていますよね。
少なくとも、気分を変えたいからお引っ越し~なんて自由は
家を買った時点で手放しています。
仕事を選ぶという自由も、制限されてしまうかもしれません。

だから、家を購入するときには何に価値を置くかということが
重要なんだと思います。

家に縛られずに自由でいたいフットワークを軽くしておきたいと思うか、
しっかりと居場所を確立したいどっしりと構えておきたいというのは、
どちらが正しいではなく、その人の「価値」なんですよね。
特に家の場合などは、夫婦や家族、それぞれの価値観を大切にしなければならないのではないでしょうか。


でね、
世の中で成功している人っていうのは、
意外と賃貸で生活されている方もいるというのを見聞きしまして、
それを意識してみていると、確かにそうかも。と思えたのです。
金井さんと堀口さんにしても賃貸にお住まいです。
金井さんは数年後には、ハワイに移住計画を立てているともおっしゃっていました。

家を買わないということは、クレジットカードをつかわないということと同じで、
余計な負債を抱え込まないということでもあります。

芸能人やスポーツ選手の中には、“○億円の豪邸”を建てる方もいらっしゃいます。
(同じくらいの負債を抱える方もいらっしゃいますが)
家賃100万円のマンションにお住まいの方もいらっしゃいます。
それだけ聞くと、すごいっ!と思いますが、
“○億円の豪邸”に比べたら、安くてとても経済的かもしれません。
収入が一定でない分、それにあわせて住み替えることもできますし。
お笑いの方なんかは、売れてくるに従って、
家賃もグレードアップさせていったりされていますね~
(ちょうど年末年始に、お笑いの人何人かを住んでいるお部屋の家賃順に並び変えるというような番組がありました)

そういう目でみてみると、
テレビに出ている有名人の金銭感覚やお金に関する知識を垣間見れるようで、
とてもおもしろいです。
小沢一郎氏の土地購入の4億円も気になるところですが。


私は経済の専門家ではないので、詳しくは説明できないのですが、
大体のところはこんな感じです。

いろんなところで見聞きすることで、そうなんだ~と思っていたら、
同じようなことが「金持ち父さん」シリーズにも書いてありました。
私は大流行していたときには読まず、読んだのはつい最近ですが、
今読むほうが「なるほど」とちゃんと受け止められたと思います。

金井さんも「ロバート・キヨサキは10年早かったね」とおっしゃっていました。


金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士)
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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
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私の周りの素敵だな、と感じる方は、
その時の家族の状況によっても住むところ(場所や広さ)を臨機応変に変えてらしたり、
敢えて中古のマンションを購入して、好きなようにリフォームされていたり、
(インテリアにすごく詳しいおしゃれな方で、一歩おうちに入るとセンスありまくりの
素敵な空間でした!)
住むところにこだわらず、やりたい仕事を選んでいたりと、
とても自由で柔軟性のある感じがします。
家に縛られていない分、どこへでもいけるため、
これからどんどん伸びていくイメージもあります。

反対にどっしりと家を構えてらっしゃる方は、
その場から動かないという覚悟を感じることも。
有名人の方でも、何かの伝統を引き継いでいる方などは、
しっかりと家を構えてらっしゃいますね。


家を選ぶということは、
自分の人生を選ぶということにもつながるのかも?と思いました。



ここで、一度自分の人生を考えてみると、
今住んでいる家で9軒目!
単純計算すると、今までの人生で4年に1回引っ越していたことになります。
(実際には実家を出たり戻ったりしているので、引っ越し回数はもっと多い)
今のところに住んで8年だから、私にしては我慢してる?(笑)
基本、根なし草のスナフキンだったのかな~と、
改めて人生を振り返ってしまいました。
ようやく飛び立っては戻ってこられる拠点を手に入れたということでしょうか。


質問をいただいたおかげで、
また色々と考えることができました。
最近、いろんなことを考えるのが好きなようです
ありがとうございました


           




『幸せのおすそわけ~自分も相手も尊重する関係づくり』@名古屋
日時 2010年2月7日(日)13:30-16:30 
会場 栄メンバーズオフィスビル 
  名古屋駅から地下鉄東山線で2駅・栄駅下車5分。駐車場完備 
定員 12名 
詳細・お申込はこちらからどうぞ♪