皇居の落書き

乱臣賊子の戯言

鎌田勇氏の「孤独の皇太子苦悩する日々」という記事について

2005-07-22 00:34:09 | 皇室の話
少し前の記事になるが、「文芸春秋」平成17年5月号に、鎌田勇氏の「孤独の皇太子苦悩する日々」と題する記事が掲載されている。
昨年5月の皇太子殿下のご発言をめぐっては、様々な議論がなされてきたが、一読してみて、これこそが真実だったのだろうと、確信した。
皇室の方々のお人柄を考えれば、至極当然な内容であるのだが、あまりに低俗な憶測報道が重ねられた後では、やっとキチンと説明してくださる方が表れたと、本当に嬉しくなった。
また、安心というか、何だかホッとしたような気持ちにもなった。
皇太子殿下におかれては、ものすごく孤独な境遇なのではないかと心配していたが、真剣に殿下のことを考え、また相談に応じることができる人が、こうして身近におられるのだなと、実感できたからである。
また、同号に掲載されている神野直彦氏の「皇太子殿下と「子どもの詩」」という記事も、素晴らしい。ここには、象徴としての在り方ということが、示唆されているようにも感じられた。
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