サンクスギビング 監督/イーライ・ロス

【主演】
　パトリック・デンプシー
　アディソン・レイ
　マイロ・マンハイム

【ストーリー】
感謝祭発祥の地とされるマサチューセッツ州プリマス。年に1度の祝祭に人々が沸き立つ中、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も相次いで住民たちが姿を消し、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残酷な方法で殺されていく。街中が恐怖の底に突き落とされる中、地元の高校生ジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎の人物のインスタグラム投稿に自分たちがタグ付けされたことに気づく。

【西京極の評価】
ダニー・トレホの『マチェーテ』と同じく、『グラインドハウス』の幕間に挿入されたフェイクムービーの実写化。冒頭、感謝祭のショッピングマートでの暴動騒ぎでツカミはOK！殺人シーンの凝り方も巧み。お話も意外にしっかりしていて全体的にホラーとしてのレベルが高い。日本人のソレとはかけ離れたアメリカ人の国民性がよく表現されていてニヤリとさせられました。

【総合評価】　☆☆☆☆★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆☆★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆☆★
　音楽/音響　☆☆☆☆★