本四架橋巡りの2日目は
鳴門のうず潮見物から始まった、
徳島市内のホテル東横インでの朝食を済ませて
8時半鳴門に向けて出発、
観光船の船着き場は大橋のほぼ真下にあった、
50人乗りほどの奇麗な船だ、
渦潮は朝方が一番いいと言う事だったが
それほど大きな渦は見られなかった、
スマホの動画撮影にも挑んだけど
渦の動きが意外に早く
会心の作にはならなかった、
一時間ほどの乗船時間はたちまち過ぎ去った、
上陸してから観光船を所有する船会社のショップで
ホテルでもらったお買物券で
特産「鳴門のワカメ」をお土産に買った、
そこから丸亀に向けて高速道をひた走る、
距離およそ100キロ
パラついていた小雨も上がって晴天になり
交通量も少なく最高のドライブだ、
2時間ほどで丸亀城に到着、
無料の駐車場に車を停めて岡の上の城を目指す、
丸亀城は小さいながらも昔の面影を残す
数少ない城のひとつだ、
天守閣の規模は小ぶりで
櫓を大きくした程度ではあるが
昔のままの構造物なので風格を感じた、
天守閣に似合わぬ石垣の立派さに目を見張った、
そこから瀬戸大橋記念公園へ、
こんな公園があるとは知らなかった、
広くて立派、遊んでよし眺めてよしだ、
公園から眺める瀬戸大橋の取りつき部分は
10階建てのビルほども高い、
橋の規模の大きさは驚くばかり、
しっかり写真も撮って瀬戸大橋を渡る、
渡った先が岡山の鷲羽山ハイランドと言う公園、
ところが何とここは有料の公園、
入園を諦めて宿泊地赤穂市のホテルへ向かう、
距離は65Km 高速で1時間半を要した、
今夜の宿は「赤穂銀波荘」海辺の有名旅館、
持て成しも眺めも最高、
玄関のロビーは一面の強化ガラスで遠くに
小豆島の島影が見えた、
さっそく5階の部屋に荷を解いて
旅の疲れをいやしに風呂に行く、
露天風呂に浸かりながら瀬戸内海の
眺めに見入って感慨にふけった、
夕食は6時半からテーブルでの会席料理、
題して「秋の彩り会席」
前菜の品数だけでも9品に及ぶ、
メニューの紹介だけでも立派なブログ記事になる、
一膳ごとに運ばれてくるメニューが
季節を考慮したその地の名物料理の感じだ、
海の幸あり:アワビの陶板焼き、鯛釜めし、フグ唐揚げ、鮮魚盛り、
山の幸あり:マツタケと鱧の土瓶蒸し、胡麻豆腐、牛しゃぶ、
他多数
持て成しと料理と眺望
これがこの旅館を人気の宿にしてしているのであろう、
この日は和室の2人部屋、
部屋から静寂に灯る漁火を堪能し
寝る前にも露天風呂で夜の海を眺めてから床に就いた。