隣町で開催されたカラオケ大会に
知人が出場すると言うので聞きに行った、
驚いたことに出場者は130名、
審査員には日本作曲家協会に所属するN氏と
キングレコードに所属する女性プロデューサー、
結構本格的な大会のようだ、
歌うのはワンコーラス、つまり1番だけ、
それを審査員が減点方式で審査する、
会場は町の文化ホール、
お客さんの入りもあまり多くはない、
空席が目立つ、
長丁場になるので知り合いの歌が終わると
帰ってしまうケースが多いのだろう、
司会が出場者の紹介をすると
マイクの前にひとりずつ進み出て
次から次へと歌う、
上手いのか下手なのかその違いが
分からない、
知人はスナックで聞く限りうまい、
声量はあるし特徴ある声を持っている、
メリハリをつける点でも申し分ない、
だが声がいいだけに出しすぎるきらいがある、
そこをどのように評価されるか、
審査の結果は全員が歌い終わってからだから
4時間後だ、
それまで待ってはいられないので途中で帰った、
後で聞いたところによると
入賞には手が届かなかったそうだ、
いいところまで行くのではと思ったが
素人にとって大会は水物
何があるか分からない。