夜明け(富士山7合目から)
たとえそれが
カラオケで歌う曲であろうと
覚えるまでのワクワク感がたまらない、
早く皆の前で歌いたい、
81歳にしてこの気持ち、
なんであろうか?
思うに
歌の楽しみ方の一つに
新鮮であると言うことにも
重要な意味がある、
人の感性をくすぐる
優れた作品であればこその話であるが、
聞きなれたり見慣れたりするほど
色あせてくる、
その意味において
仲間の中で一番先に披露したい
という気持ちになるのである、
そして皆を驚かせたい、
だから練習に熱が入る、
今 練習してる曲は
先ごろ亡くなった
門倉有希が歌った歌
J(ジェイ)
J どこへゆくの ?
J この哀しみは
night また眠れず 朝むかえる
J 笑ったあと
J 淋しい顔した
why? あなたの目は 何を見てたの ?
J 夜が流れ 季節は過ぎても
J あなただけに 時は止まった
J まぼろしでも
J 姿見せて
J 叱りたいの
J あなたのこと
J ひとり先に どこへ行ったの ?
J 急ぎすぎた あなたの生き方
J あしたよりも 永遠を選んだ
J 姿見せて
J まぼろしでも
J 叱りたいの
J あなたのこと
J 私おいて どこへ行ったの?
J 私おいて どこへ行ったの?
21行のこのバラードは
ひたすら亡くなった恋人の名前を
冒頭に置いてそれに呼びかける、
悲哀感を深める効果はある、
この形式での歌は初めてで
充分功を奏していると思う、
早く覚えて
あくまで仲間うちではあるが
私の持ち歌(?)的な認識を
得られたらいい。
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