ニューイヤーコンサートを聞きに行った、
会場は東京オペラシティーコンサートホール、
演奏はウイーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団、
コロナ騒動の始まる3年前以来2回目だ、
ひとりでは思いつきもしないし
複雑な交通網だからこれもしないだろう、
例によって❝極楽とんぼ❞の名を自認する
古くからの友人ユキさんの誘いだ、
東京駅9時の待ち合わせであったが湘南ラインの
電車の遅れで9時半に丸の内改札口で落ち合った、
30分の遅れは大きい、
開演時間に間に合わないのではと心がはやった、
中央線に乗り換えて新宿に向かったが
幸い快速電車だったため意外と早く着いた、
会場のある初台への行き方を若者に聞くと
わざわざスマホで調べて教えてくれた、
複雑な経路をたどって京王新線に乗り換え、
最初の駅初台で下車、
駅を出ると目の前が東京オペラシティービルだ、
11時の開演には十分間に合った、
すべて指定席で我々は3階の左サイドのバルコニー席、
オーケストラも1,2階の客席も総てが眼下、
だが悲しいことにオーケストラの3分のⅠは
死角になって見えない、
音楽は聴くものだから差し支えないと言えば
差し支えないが少し物足りない、
それもこれも総てはお金次第、
お金がすべてを決めるのは世の習い、
それは兎も角
かくしてワルツ王
ヨハン・シュトラウス二世の創設による
❝ウイーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団❞の
本家本元のウインナーワルツ、
ニューイヤー・コンサートの始まりとなった。
ウイーン・楽友協会ホール