我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

高山社のライトアップ

2024-06-19 05:40:39 | 写真 及び絵画

高山社とは ?

10年ほど前に世界遺産に認定された

富岡製紙群の一角をなす養蚕に関連する教育機関で

その建物が群馬県藤岡市の高山にある、

その跡地がライトアップされていると聞いて

行ってみた、

昨年から(?)藤岡市では新しい名所を作ろうと

世界遺産の高山社のライトアップを始めたらしいが

イマイチ盛り上がりに欠けている、

試みとしては大いに歓迎だが

なんと言っても投資が中途半端、

印象に残る❝美❞を作り出せていない、

敷地内の竹林をライトアップしたり、

石垣をライトアップしたりしているが

いずれも規模が小さくて

何の印象も残らない、

建物の主体となる母屋も今は解体されて

ブルーシートに覆われている、

案内役の係員も3名しかいないし

見物客もチラホラで寂しい限り、

折角やるからには本気で資本を投資して

客を呼べるポイントにしてほしい。


清津峡

2024-06-18 17:47:01 | 旅行及びドライブ

6月16日(日曜日)

いつもの老々男女4人を乗せて

新潟県魚沼地方のドライブに出かけた、

車中の会話を楽しみながら

取り敢えずの目的地に定めたのが

① 清津峡

② 美人林

③ 星峠の棚田 に決めた、

7時高崎を出発、

関越高速を新潟方面に向かって走る、

運転するのは最高齢の私だ、

何故ならここでは一番の運転好き

と言う事になっているから、

関越トンネルを抜けると間もなく

塩沢石打インター、

一般道路に下りて走ること40分ほどで

清津峡に到着、

入場料(?):1,000円を徴収されて

遊歩道トンネルを1キロメートル程を歩く、

最終地点は直角に曲がって

そこには

半円のトンネルを抜けた峡谷の景色と

鏡面となった地面が広がっていた、

効果抜群の演出だ、

最近この景色はテレビでも良く取り上げられているので

外国人客も少なくない、

様々に写真を撮ってUターン、

次の目的地

魚沼スカイライン経由で美人林に向かう、

この道は標高1,000メートル近い地点を

南北に20キロ程走る山岳道路、

随分前からスカイラインの名前に憧れて

走ってみたいと言う夢が実現した、

魚沼の平野部を挟んで平衡にそそり立つ

越後三山の眺めは雄大で爽快だ、

1時間ほどで美人林に到着、

青葉は美しいけれど

以前見た時ほどの瑞々しさがない、

やはり台地に残雪の残る5月初めの

新芽の頃がだんぜん美しい、

そんな中でも林の一角で

ウェデイング衣装を身に着けたカップルを

撮影する一団があった、

会話から日本に憧れる

東南アジアの若者だろうと思った、

そこから星峠の棚田は意外と近かった、

だがここでの風景も期待外れ、

写真にならない、

10日ほど遅いのであろう、

棚田は鏡面で無ければ絵にならない、

それでも私以外のGやBa-は見下ろす

景色を入れて記念写真を撮っていた。


歌に惚れる

2024-06-12 14:46:23 | うたごえ、カラオケ、他音楽

        一輪だけ咲いた鉢植えのバラ

 

歌に惚れこんでしまうことが有る、

今まさにその状態、

歌える環境でないところにいると

早くあの歌を歌える環境に戻りたいと思う、

練習を繰り返すうちに

歌にのめり込む、

詩の内容がズンズン心に沁みてくる、

今練習している歌

「津軽慕情」がまさにそう、

(1)

北へ流れる あの雲は

津軽のずらで ゆきになる

俺の分まで 働き終えて

親父今頃 囲炉裏酒

あああ~ 帰りたい

帰れない

酔えば恋しい

いや~~~い ふる里が

 

最後の一節

いや~~~い 

は高音で民謡調に伸ばす

ここがたまらなくいい、

だが 残念ながら俺には

元歌ではキーが高すぎて歌えないので

ー2で歌っている、

元歌は民謡歌手だと言う

山本謙司

作曲は演歌界の大御所として

その名を日本歌謡の歴史に刻んだ

遠藤実

早く歌に酔うほどに歌ってみたいものだ。


日本の原風景

2024-06-12 05:56:11 | 写真 及び絵画

日本の原風景

よく聞く言葉ではあるが

何を以って原風景などと表現するのか分からない、

だが私にはこの水田の風景こそが

原風景と呼ぶに相応しいと思える、

原始弥生時代から日本人は農耕を生業に

暮らしてきたと聞く、

ならばこの稲作風景こそが原風景なのではなかろうか?

私にとっても紛れもなく原風景である、

九州の稲作農家の家庭に育った、

早苗田の風景に出くわすと思わず見入ってしまう、

上の写真は先日ゴルフに行く途中目にした、

遅れるのも厭わず車をバックさせて

スマホで撮影した、

撮らなければ後悔する気がしたから。


赤城山登山

2024-06-11 04:45:59 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

山に登った、

久しぶりの登山、

当地(高崎、前橋)で山と言えば

赤城山を指すことが多い、

それほど赤城は親しみやすい山だ、

関東平野の北端に位置して東西に長く裾野を広げ

一際(ひときわ)目立つことから親しまれている、

連れはいつもの山仲間2人、

7時半に出発、

1時間ほど走れば赤城の最高峰黒檜山の登山口、

標高1,400メートル程にある大沼のほとりに

車を停めて歩き始めたのがちょうど9時頃、

アクセスもいい人気の山だから登山者も多い、

殆どの登山者が我々を追い抜いていく、

ゴツゴツした花崗岩の登山道を一歩一歩

足元を確かめながら登る、

標高差400メートルほどの全行程が直登、

(頂上に向かってまっすぎに登って行くと言う意味)

なだらかな巻き道などない、

案内標識では頂上まで80分のコースだが

我々は2時間かけて登った、

黒檜岳山頂は標高1,828メートル、

ちょうど11時だった、

今回で2回目の登頂を果たした、

1回目は

わが家の次男 タケノブ君と一緒に登った、

このとき彼は大学生だった、

20数年前のことだ、

私は60才台、

意気軒高だったに違いない、

苦しかった思いは全く無い、

 

頂上から5分ほど北に歩くと

絶景ポイントと呼ばれる展望のいい所がある、

そこで弁当を広げた、

多くの登山者が思い思いに時を過ごしていた、

空は雲に覆われて初夏の太陽を遮り

気持ちいい風が火照る身体を冷やしてくれる、

将にこの瞬間が山登りの醍醐味である、

11時40分頂上を後にした、

下りは駒ケ岳経由の回り道、

ところがこれが誤算だった、

コースについての知識は

連れのOさんにお任せだったので

どの程度の体力を必要とするか

全く心の準備が出来ていなかった、

比較的体力を必要としないコースを

想定していたのだ、

ところが黒檜岳から一旦下って

駒ケ岳に登り返すルートを見た時

茫然とした、

これを登り返す体力があるだろうか?

だが行くしかない現実に覚悟を決めた、

案ずるより産むは易し、

見た目ほどの苦も無く駒ケ岳頂上に到着、

高校生のパーテイーで賑わっていた、

駒ケ岳からは階段の多い下り道で

膝に負担がかかって苦しかった、

2時頃車を停めた湖畔に到着、

所要時間およそ5時間の山登りを終えた、

現在81才

あと何回こんな苦行が出来るだろう?