西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

夜回り先生

2011-12-18 19:20:45 | Weblog

「生徒を言葉で教えるのではない、背中で教えること」、夜回り先生こと水谷 修氏の講演。

その中で特筆すべき話、学生の使用している「メール・ケータイ・ネット」を完璧に否定してみえること。

「文明の利器も使いよう、時には、包丁をその子の手元に置いてあるようなもの。メール・携帯・ネットは文明病を引き起こす。犯罪にも結び付くだけでなく、文明病がストレスを溜め、不眠症やうつ病になる。特に若い子には要注意。引きこもりや不登校、イジメの原因になる。唯一の解決法は肉体を使うこと、徹底的に自分の体を鍛えることによって、余分なことを考える時間をつくらない。クタクタになるまで走りなさい。いらいら・ストレスを感じ取るゆとりさえなくし、後は疲れ切って寝るだけ。」

「夜回り先生」の実体験に基づく講演。私の前席に座ってみえた教師、涙またナミダ、きっと素晴らしい先生なんでしょうネ。


原発事故の収束宣言

2011-12-17 11:53:42 | Weblog

何を血迷ったことを言ってるの。「原発事故は収束」したなんて、誰が信用できますか?収束のわけがない。福島県はじめ国民をなめているのですか?皆、本当のことを知りたい、知る権利がある。

こうしている時に同じような地震が起きたら、また「想定外」と言うのですか?

学習能力もない、やはり自分しか信じられるものがないような政治。

国の発展を願い、国民の生活の安全を保障するのが「政治」であるべき。

ますます信用ならぬ政治が闊歩するのが、とても「怖い」。

 


市長との懇親会

2011-12-16 09:40:18 | Weblog

本来なら、「会派要望」。ところが今は「要望」がすんなり通るはずもなく、懇親会に毛の生えた様。

それでも「要望」が通るまで根気よく続けるしか、ありません。(議員として当然)

平成24年度・会派要望事項(新生クラブ)

テーマは「津島市民6万6千の生活をどう守っていくか。少子高齢化の時代に合った、安心安全な施策を講じることができるか

 

「10年、20年後の津島」の姿を眺めると、今、津島市政に必要なことはコスト削減でなく、革新である。(自治体の使命)

 

(1)、開かれた市政・議会改革(津島独自のモデル・条例の制定)

    情報発信(時代の変化を読み取り、市民との合意形成で持続発展の可能性を探る)

    重要なことは「どんな人材がいるか」・「どこを向いているのか」

(2)、安心・安全なまちづくり(防災・コミュニティーの充実・地域医療を守り育てる)

(3)、少子高齢化対策(福祉・介護)

    「生きがい」の提供、地域資源と人材の活用

    若者を育て、「生き生きとした、まちづくり」が必要

(4)、独自の景気対策「次の一手」は何があるか。

    「何が食べたい、何がしたい、楽しみたいのか」、市民ニーズを把握し、豊富な選択権を揃え、              

     提供する。

    「企業誘致」については、大手外食産業(宅配弁当製造販売)のワタミが牛田町に進出、という報告を受けました。

  他にも有力企業が候補に名乗りを上げております。残念ながら、その候補地が絞り切れていないのが現状です。

 


港の復活

2011-12-15 11:14:00 | Weblog

ボランティア隊の帰還。お土産は美味しそうな「りんご」と大量の「シャケ」。先方さんのご厚意で皆さんに分けてくれたそうだ。向こうの人は皆、魚を「オロスことが出来る」。三枚にオロシテ、それを私にまで回してくれた。仲間も人がイイ。帰って来たその顔は疲れも見せず、充実感で溢れんばかり。やれることを精いっぱいやって来た。

早速、私も自転車や車いすを提供していただいた方や修理していただいた方に「おすそわけ」。それほどまでに、皆さんの想いが伝わって来る。私もその中に加わっている、それが一番うれしい。

水産業で成り立つまち、もう一度、大漁の「シャケ」を水揚げできる港が復活できることを信じます。


お疲れ様

2011-12-14 00:11:24 | Weblog

先週、12月9日、東北・岩手県山田町と宮城県女川町に出かけた「ボランティア仲間」。大量な「餅つき」。道中の寒さにも負けず、13日、夜中に帰ってまいりますので、これから出迎えの準備。土産話が聞きたくて。今回、私は議会中、公務のため出かけることはできませんでしたが、先方には待っていてくれた方もいたそうで、申し訳なく気の毒に思いました。

そんなにも、期待して貰えたのが嬉しくて。今度こそは出かけなくては!それこそ「キズナ」です。

まだまだ、復興は続きます。たとえ、一人の力は小さくても、待ってくれる人がいる限り、「やるしかないのであります。」

 

 


「市政報告」のお問い合わせ、Ⅳ

2011-12-13 11:54:17 | Weblog

Q、津島のまちづくりについて、

歴史的な経緯から、高度成長期までの津島と現在の津島の在り方、どこが問題なのでしょうか?

企業誘致のセールスマンはいないのでしょうか?

 

A、経済の高度成長期、日本国に限らず、活力のみなぎっていた地方経済。

今はどうでしょうか?総体的に顔色が悪く、元気がない。覇気も無く意欲も感じられない。皆、分かっているのに、答えが出せない。

「金は天下の回りモノ」、要するに経済をいかに活性化させることが出来るか。

 

今の富裕層は団塊世代前の比較的年寄り層が多い。「困った時は親頼み」状態。ここが問題。肝心の消費需要を拡大させるには、「お金を必要とする世代がお金に困っている」、今の若者のふところ状況を解決するしか方法はないようです。

どこかでインパクトを与えることが必要、ところが魅力が乏しいのと市民総意の活動が出来ていない。すべての機能が補完し合う事も出来ず、結局は「自分さえ良ければイイ」と云う事に。当然、消費者心理は冷たいモノになる。

 

津島の一地方議員クラスでは、企業も相手にしない。と云うより、「企業の誘致方法」を知らない。自信がない。努力もせずに他人任せ、言い訳ばかり。

元気のある企業もあるし、地方進出を発展的に考えている。そのニーズを的確につかむアンテナを張り巡らすのも議員の仕事。

全国どの地域も誘致に躍起、競争しても勝てる要素を見つけだすことも難しい中、「大名古屋市の近郊メリット」を訴え、私も根気良くやるしかありません。

 

しかし、今の社会を変革するのは政治でもなければ役所でもありません。

皆さん一人一人の生き方、考え方であり、(皆さんが主役)一人一人の責任で社会や地域を変える時代です。この閉塞感漂う空気を打破するのは、唯一、皆さんの声であります。皆さんの声をお聞かせ下さい。


「市政報告」のお問い合わせ、Ⅲ

2011-12-12 19:01:22 | Weblog

Q、合併問題は大きなビジョンであるが、具体的なマスタープランを先に提案すべき、合併はその後着いてくるモノ。歳入歳出の中期計画を示し、「明日の津島」の構想・住みやすい津島をアピール出来るのか?歳入アップのための企業誘致と行政のスリム化・透明化は如何に?市民サービスの向上は望めるのか?

A、なかなか的を得た質問、私も議員になりたての平成16年、合併問題を取り上げ、再三質問をして当時の市長はじめ行政職員の努力を促しました。地域の将来のために待望論もありましたので、逆に「焦り」と同時に忸怩たる思いをした事を覚えております。幸か不幸か、当時の中日新聞の特集記事として掲載されまして、その反響の大きさに我ながらびっくりしました。(控えがありますので請求下さい)

それから7年が経過しようとしています。その間、「愛西市」が生まれ、「弥富市」が出来、「あま市」が誕生しました。ご承知の通り、津島市だけが孤立し八方ふさがりの状況の中、「アキラメ」に近いムードが漂っていること、リーダーシップの欠如・情報交流のまずさを露呈したことの批判も受けました。

津島市マスタープラン、「津島市の将来をどうしたいのか」を主体的に決めるということは、自治権の核心に触れる事。○○様おっしゃるとおり、「ただバスに乗り遅れまい」として合併を進めても、そこに何が生まれるか。そうです、マイナス・デメリットしかありません。市民にとって、そこには不平不満だけが残され、愛着の持てる合意形成には至りません。合併に至るまでのプロセスに最大限のエネルギーを注ぐべき、私はそういう観点から「今後の市の在り方として足腰の強い自治体を目指して何をすべきか、常に探究していきたい」とカッコいいことを言いました。しかしながら、真剣に取り組んだにも関わらず足元を固めるどころか、日々の時代の変化も読めず、「あれもこれも」と言っているうちに「合併問題」も白紙に戻ってしまった訳で、結果「根本から見直す」反省の弁ばかり。残念ですがこれが現実です。

だからこそ、今は被害者意識を捨て、小粒でもピリッと光る社会を目指し、歳入アップはもちろん行政をスリム化し、自治の在り方を見直す。市民に対して情報を公開し、持続発展可能な地域づくりを考え納得するまで説明していく。「合併」はあくまでも手段であって目的ではありません。「合併」は市民の合意形成が最低要件であり、最終的には市民サービス・生活・福祉の向上にあります。

 先の私の質問も「もう一度、原点に立ち返って、地域再生や構造改革に活力を見出そう」という狙いです。

 


「市政報告」のお問い合わせ、Ⅱ

2011-12-10 12:25:53 | Weblog

Q,市議会中継を視聴、総体的に言えば、形だけ、言葉だけ。具体的にどう改善していく、と云った発言がなく、意識付けも追及も甘い。民間企業では考えられない。世の中の状況変化を把握し、的確に判断していかないと、ますます津島は取り残されると思うが、貴議員が経験した「民の競争社会の原理」を生かし、方向性を示してほしい。

 

A、市政に関する前向きな姿勢とご指摘、○○様のおっしゃる通り、返す言葉もありません。市民の大方の見方も総体的に同じでしょうが、なかなか口に出せません。なぜなら、自身の体験と知識に裏打ちされた根拠を示す事が出来なければ、確固たる信念を持って言えることではありません。感服します。

 

平成2年のバブル崩壊後、国は必要な財源を賄いきれなくなり、景気対策や経済再建等、ほとんどを赤字公債・建設公債で財源を埋め、今まさにそのつけが国・地方問わず「借金大国」の汚名を着せられるほどに膨らみ、これが次世代の子孫に負わせる最悪のシナリオとなります。

これからの財政事情を展望すると、今より良くなる要素は全く見いだせず、ますます厳しくなることは明らかであります。かと言って、もう後戻りも出来ず、下を向いてばかりでは解決しません。これからは自治体自体が「自助努力」を果たすしか期待できませんし、議員も含め市の真価が問われる時代であります。

 

おっしゃられる通り、行政も議会も形骸化した(形だけの)機能を生き返らせるために、問題点を洗いざらい見直し、把握・検討し、もちろん民間企業の手法も学び、カツを入れることが大事。今後よほど、市の職員も議員も勉強し、個別の事案に立案能力を発揮しない事には(その責を負う)、地方の権限も「絵に描いた餅」になってしまう。

最終的には「取り残される津島」になり下がり、そのツケは市民が払わされることになります。

 

私も改革を進めていきたい。しかしながら、その熱意だけでは消化不良に陥る可能性もあり、市民の負託に応えていけるのか自問自答している毎日が続きます。

だからこそ、○○様のような方の意見を足がかりに、「地方分権の受け皿づくり=人づくり」、と課題をよく吟味します。厳しい財政状況の中、改革にチャレンジする意欲が沸々と湧いてきます。いつでも、何度でもおっしゃってください。

ハードルを上げ、一歩でもそれに近づけるのが私の仕事です。

 


「市政報告」のお問い合わせ

2011-12-09 19:38:30 | Weblog

  

Q,市営墓地内に身寄りの無い人、お墓を手に入れる事の出来ない人のため「市営の墓碑や納骨堂」を建立してはどうか?

 A,ご指摘されたことは「あまりにも、至極当たり前のこと。その当たり前のことを私や行政は疎かにして来たこと」、お詫びいたします。

市営墓地に関しては、火葬時の排気煙等、環境面のみ重要視してきましたが、「墓地の利用」(納骨堂の建立等)については「目からウロコ」です。今後の参考とさせていただきたいと考えます。先ずは担当者と検討の上、ご返事をさせていただきます。

 

 Q,「公報」の内容が分かりづらい、重要な案件や計画について「目標に対するグラフ化」した進捗状況を表してはどうか?

 A,私も63歳、充分シルバーの仲間入り、自慢の視力も衰え(メガネを架けたことがない)耳も遠くなり(家内や子供にテレビの音量が大きいと怒られ)記憶力も薄れてきました。読書するのも疲れます。

そんな折、市民向け(特に高齢者向け)の「公報」・「議会だより」にもグラフや一目でわかる工夫と理解し易い言葉で編集する事が大事ですネ。編集委員の一人として肝に銘じます。


議案第74号「津島市、高齢者福祉施設条例の一部改正について」

2011-12-08 17:44:27 | Weblog

行政の本音は「今後の進展の見込めない事業」から手を引く。

今の利用者の意向を無視してもイイのか。単に民間デイサービス事業所へ引き継げば、それでイイのか?

 

同時に、社会福祉協議会の在り方を見直すべき(補助金や職員の在り方)。

今までの「津島市の行政」によりかかる「甘えの構造」・「命綱」を断ち切り、自立を促す。

「市との不協和音があるようでは、社会福祉協議会は事業を進めることが出来ない」、これでは主体性も無ければ、組織改革も進まない。

 

本日、厚生病院委員会が開かれ、議案第74号「津島市 高齢者福祉施設条例の一部改正について」否決されました。

ちなみに、委員長は私であり、可否同数のため委員長裁決に持ち込まれ、結果、否決となり、後は本会議での採決になります。

結論から申しますと、この議案に関しては津島市のデイサービス事業からの撤退を意味するものであり、

平成24年4月1日から、と云うのも、あまりにも事を急ぎ過ぎている感があり、市民には高齢化の時代にソグワナイ議案であります。

残念ながら、もう少し「デイサービスの量的な部分ではなく、質の向上」を目指す当局の意見が出ると思っていました。