西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

市の「デイサービス事業」からの撤退について

2011-12-07 22:39:31 | Weblog

津島市がデイサービス事業からの撤退する理由について

デイサービスとは?

自宅で過ごす要介護者が施設に通って「入浴・排泄・食事」等の日常生活の介護や機能訓練を受ける通所介護。心身機能の維持・向上のほか、外出機会を提供して孤立感をなくしたり、介護する家族の負担を軽減する目的もある。

デイサービスの主目的があくまでも社会生活の助長や家族負担の軽減にある

デイケア(通所リハビリ)はリハビリ重視であり、個別機能訓練に力を入れている。デイサービスとの違いはそのプログラム(レクリエーション)にある。

 

 自治体の公共事業としての役割・使命を放棄するのではないか?

(撤退する根拠があいまいである。問題点をもっとハッキリさせてほしい。)

 

 高齢化時代を迎え、今後、リハビリを必要とする人は増大する一方でマンパワーの拡充は絶対。例えば、自宅で入浴の出来ない人の処置が民間で足りているのか?こう云った点では、インフラはまだ不十分ではないか。

質の向上にあり、この質を担保しながらどこまで量の確保を進めることが可能か。

高齢者は体力も落ち、運動能力も低下する。生きがいもなく、孤独に陥る。当然、介護される側に近づく。「一方的にサービスを提供するだけでは、機械的すぎる。利用者のモチベーションを引き出す工夫・取り組みと目標の設定を示すべき」

 

「生きがいをどう提供していくか。介護予防・介護行政はどうあるべきか」、公共の使命である「目指すべきところ」はもっと高いところにある。その意味でも津島市の「デイサービス事業からの撤退」は福祉の後退につながるモノである。


中学校、町内別懇談会

2011-12-06 17:39:14 | Weblog

平成23年度、11月に行われました「地元中学校」の町内別懇談会。そのマトメ(反省)が郵送されてきました。

その中に、オブザーバーとしての「民生委員・嘱託・保護司」の出席に「事前の通告がほしい」と云う事であります。

出来る事ならすべての日の懇談会に出席したいのですが、こちらの予定も直前まで分かりませんので、申し訳なく思います。

こちらの要望としましては、「町内懇談会」を行う趣旨が学年別に別れたり、テーマがいまいち分かりません。「何でも話せ」と云われれば、焦点を絞れきれず迷います。それと、今は少子化で集まる人数もチラホラのところもあります。できることなら、2~3町内まとめてやって頂けるとたすかるのでありますが。

中学校にお願いしてみます。


12月定例会、一般質問要旨Ⅱ

2011-12-05 20:26:03 | Weblog

(2)、震災時に於ける「水の確保」について

東日本大震災の被災状況、津波の残した爪痕は前例のない悲惨な状況であります。被災当時、道路はいたるところで亀裂、町全体が壊滅状態、目的地までたどり着けないありさまで、寒さに凍てつく中、こう云った状況下で生死をさまよい、途方に暮れた日々を過ごされた方には敬意を表する次第であります。早期の復興と復旧を願う一人でありますが、何よりも足りないと云われましたものは「水とガソリン」であります。移動したくとも「ガソリン」が底を突く、唯一のスタンドも売り切れ閉鎖。

そして「水不足」の問題。飲み水はもちろん、トイレ・風呂にも困り、下水もどこまで流れていくか不明、衛生面からも心配されました。もちろん、食糧生産にも水が必要です。

医療従事者もごくわずかの「水」を運んでもらって、有効利用している状態、「医療にこんなに水が必要だったとは」このように嘆いてみえた訳です。放射能に汚染された水源地域の心配はいかばかりか。

かように、被災地は「水の確保」に腐心された一方で、この地域では未だに「蛇口をひねれば、タダ同然の安全な水が手に入る」と考えて見える人がほとんどであります。しかし、他人事ではありません。

 

そこで市内に於ける水道事業の課題と取り組みについて、特に「安定した水の確保・供給」と「水道管の老朽化対策」について質問をし、見解を求めるもの。

 

先ず一般家庭でやる「水の確保」、「保管方法」、そしてこれをどう市民にPR・情報を伝えていくか、取り組んでみえること、他に地下水や雨水の利用についての見解があれば示して下さい。

 

次に、水道水の安全性(水質)について、聞く。

「水道管の安全性について今のところ健康被害は心配されないのか。異常を感じた時に一般家庭での水質検査をしていただけますか」という問い合わせも来ている。

 

3番目に、「水道管の老朽化」と云う問題。水道管の素材の変遷と更新見込み費用、寿命と普及率の問題をお尋ねする。

 

最後に、やはり次の震災に備え、「災害に強いまち」を目指すなら、老朽化が心配される水道管の更新は待ったなしの状態の中で、行政は何をすべきか。大規模な地震を想定して早急に整備を進めるとともに、市民には「イザと云う時の備えとその対策」を充分に周知していただきますようお願いしたい。


12月定例会、一般質問要旨

2011-12-03 21:24:20 | Weblog

2、市における公共事業投資に関する件

(1)、社会資本整備(老朽化対策)について

今の財政悪化の原因の一つに、公共事業投資の拡大があるとされ、悪者にされる建設業界の構造的問題として、「癒着・談合・利権」の負のイメージが指摘され、「きつい・汚い・危険」、3Kのイメージと「自然環境の破壊」と云った印象もある。

あたかも、「市民の税金を食いものに政治や行政をつかさどる者が浪費を繰り返す」かのようなマイナス要因を持ってして、「コンクリートから人へ」と云う脱公共事業を訴えてきました。

 

しかしながら、「地域の発展や活性化」を謳い、「生活環境の向上」を願うなら、「道路・下水・学校等」の整備は不可欠な事業であり、それによって地域の建設業者が凌げるのであれば、この事業の貢献度も大きい訳です。

過去の経済高度成長期に作られた構造物は40年、50年と云う時間(約半世紀)が経過し、年々老朽化し、劣化も激しいと云わざるを得ません。そこで、この地域の公共施設を始め、道路・下水管渠・橋梁・公営住宅等、膨大な社会資本が投下され、今、社会資本も「高齢化時代」が到来、その維持管理・改修・更新の問題がクローズアップされているところである。

少子高齢化の流れに歯止めがかかる目途がつかず、これに照らし合わせますと、第4次総合計画も適切に処理される見通しにあるとは言い難い状況。

こうした状況の打開策の必要性と建設業界の果たすべき社会的役割を見据え、現在求められている公共事業投資の取り組みはどんなものか。

今は地域の建設業も軽視されてきておりますが、災害発生時にライフラインの復旧を始め、真っ先に対応できるのは、やはり地元の建設関係業者であります。地元社会資本の老朽化の危険をキメ細かに把握・予防でき、重機等を活用できる人材の提供・確保ができるのも地域に存在する建設業であります。

 

事業仕分けの標的が公共事業であり、徹底的に削減され、おかげで地方経済が疲弊したといった批判もあります。同時にこの地域でも「失業を増やした」と云う日常生活をも脅かす状況を作り出したのも事実として捉えていただきたい。

こと、建設業に限りませんが、地元業者の育成と指導について、「市における公共事業投資の必要性」の認識を持っているのであれば、この課題について今後どう対処していくか、市長に見解を伺う。

 

そして当然の事でありますが、公共工事の透明性と入札方式の改革も必要であり、契約の適正化に取り組む努力も必要であります。

津島市は公共工事における入札・契約方式に改善が図られてきたのか、中立かつ公正な審査・評価の確保について、どう対処されているのか。

 


おしえて、尾木ママ流子育て

2011-12-02 16:58:37 | Weblog

さすがに、若い母親に人気のある「オネェ講師」。男性は私を含め、ごくわずか、半分は「つきあい」?

「信頼は愛」。そして「ホメテ育てる」。昨日の文化会館での講演。

この世知辛い世の中、なかなか「言うは易く行うは難し」。

もう子育ても終わり、今は子どもの子育て(孫)を見守る。外野から「口出し」出来るはずもなく、子育てに注文したら最後、嫁に嫌われる。

自分たちの頃は食べていく「生活」に追われ、子育てに「信頼とか愛」を注げる「生活」スタイルなんて夢の世界の話。

でも、不満はあるものの、なんとなく子育てをやって来ました。「受け止める、そして共感する」、この位のことはできたのかな。


Ⅰ、市民病院に関する件、「待ち時間」の解消について

2011-12-01 14:31:34 | Weblog

「病院へ診察に行く」ということは、当然、目的は「病気を治しに行く」ということで病気に対する不安や悩みの軽減であり、「医師と患者のコミュニティーの充実」が患者の医師に対する満足度として病院の評価にも繋がる訳です。

次に、病人の苦痛と言えば、待合所が混雑して「待ち時間」が長い事。「ある程度の待ち時間は仕方ない」と云う「忍耐とアキラメ」があるものの、患者さんによっては「待ち時間」のストレスやイライラを解消する(少しでも軽減する)手立てはないものか、訴えてくるのです。

患者の「待ち時間」に対する不満は単に時間だけのことだけでなく、

(1)、長くここにいると、インフルエンザ等、院内感染が心配、

(2)、他に用事があるので、早く済ませたい、

(3)、待ち時間を有効に使えないか、と云った問題。

病院側にも

(1)、「自分の順番がいつ来るのか」と云った、受付への問い合わせや「自分だけとか、わが子は早く診てほしい」と云ったクレームや

(2)、順番が来て呼び出しても患者が来ないなど受付業務に支障をきたすと云った問題がある。 

(3)、「待たせてはいけない病気・待ってもいけない病気」もある。不整脈・マヒ・発作等の救急患者(急患)にはどう対処するのか。

 

仮に、外来患者40人に対し、1人の医師の配置と云われ、8時間労働で単純計算しても患者一人に12分程度、割り当てられ、その時間内で診察からカルテを書き、薬の処方からスタッフへの指示・次回の診察予定を患者に伝えなくてはなりません。実際には診察が数分で済むとは思われません。入院患者もいます。

事実、大病院ですと40人以上の患者数は当たり前、医師に対する外来患者の数は圧倒的に多く、診察以外にも患者や家族からの電話相談、薬局や他の医師からの紹介の対応にも時間が割かれる訳です。救急患者や検査、これらすべて医師が対応していますので、おのずから(結果として)、「待ち時間」はどんどん長くなります。

 

先程の電子カルテシステム導入による「待ち時間」の短縮を期待するものですが、それでも「待ち時間」のイライラ解消にはどうしたらイイのか、市民病院ではどう対策をとられているのか聞かせて下さい。

例えば、「呼び出し番号と待ち人数がわかるシステム」であり、診察の順番待ちが一目でわかる表示モニター・自動音声アナウンス方法がありますが、他に改善の余地があるとすればいかがか、見解を求めるものです。