津島市がデイサービス事業からの撤退する理由について
デイサービスとは?
自宅で過ごす要介護者が施設に通って「入浴・排泄・食事」等の日常生活の介護や機能訓練を受ける通所介護。心身機能の維持・向上のほか、外出機会を提供して孤立感をなくしたり、介護する家族の負担を軽減する目的もある。
デイサービスの主目的があくまでも社会生活の助長や家族負担の軽減にある
デイケア(通所リハビリ)はリハビリ重視であり、個別機能訓練に力を入れている。デイサービスとの違いはそのプログラム(レクリエーション)にある。
自治体の公共事業としての役割・使命を放棄するのではないか?
(撤退する根拠があいまいである。問題点をもっとハッキリさせてほしい。)
高齢化時代を迎え、今後、リハビリを必要とする人は増大する一方でマンパワーの拡充は絶対。例えば、自宅で入浴の出来ない人の処置が民間で足りているのか?こう云った点では、インフラはまだ不十分ではないか。
質の向上にあり、この質を担保しながらどこまで量の確保を進めることが可能か。
高齢者は体力も落ち、運動能力も低下する。生きがいもなく、孤独に陥る。当然、介護される側に近づく。「一方的にサービスを提供するだけでは、機械的すぎる。利用者のモチベーションを引き出す工夫・取り組みと目標の設定を示すべき」
「生きがいをどう提供していくか。介護予防・介護行政はどうあるべきか」、公共の使命である「目指すべきところ」はもっと高いところにある。その意味でも津島市の「デイサービス事業からの撤退」は福祉の後退につながるモノである。