腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

小沢民主党おめでとう

2006年04月24日 14時55分02秒 | 政治
千葉で民主党が辛勝ながら議席を勝ち取りました。
まずはおめでとうございます。
私の知人が新松戸に住んでいるので投票に言ったかと問い合わせしてみました。
もちろん家族総動員で投票をしてきたそうです。
この知人は小泉自民党支持者です。私も小泉自民党支持者ですが。

なぜ小泉自民党支持者が民主党に肩入れをするかといいますと、やはり小泉改革は庶民には期待はずれであったためではないでしょうか。

規制緩和は中堅層以上の財力政治力のあるものにとっては、小泉首相の言うとおり経済効果があったでしょうが、新聞に出ていたタクシー運転手待遇だけを取り上げてみても分かるように、規制緩和による新規参入タクシーの増加で、運転手個個の売り上げは下がり収入が少なくなってしまった。
しかしタクシーの企業側は、増車することによって企業収益はしっかり確保できている。

大阪だけでなく、東京でも現在のタクシー運転手の収入では、子供を高校や大学に通わせることは出来ないと言われている。

小泉改革は、タクシー運転手の収入が代表されていますが、資本家にはますます益に、庶民には酷な改革になってしまっているのが現状です。

又、政官業の癒着構造は、相変わらず変化が見えない、官僚の横暴ともとれる税金の垂れ流しシステム、特殊法人、という公益法人を勝手に造る官僚の取り締まりも出来ないなど、庶民には全く益の無い小泉改革に愛想が付きかけているのではないでしょうか。
その市民の反応が、小沢が変わる、民主党が変わる、政治が変わる、と言ってくれている小沢党首に、小泉政権では叶えられなかった夢を、今度は小沢民主党に見ようとしたのだと思う。

庶民は本当の政治に飢えています。
どこかの国のように、日本も自由主義自由経済とはいえ、一党独裁政治が長く続き過ぎました。

政治を変えて今の官僚政治を無くしてくれることを皆が思っていることなのだと思います。