吉牟田日日

宮崎県西部の山間部「吉牟田」の日々を綴ります。

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あけび

2020-10-22 | 田舎暮らし

吉牟田の秋のスィーツと言えば、あけび。
毎年、収穫を楽しみにしている。
いつもは痛い肩も、膝もこの時ばかりは痛いのを忘れて斜面を登ったり、
高い枝を何とか引き寄せようとめいいっぱい腕を伸ばすことができる。

不思議だねぇ~

ラッキーなことに今年のあけびは比較的、採りやすい所に下がっていた。

 

山桜に覆いかぶさるように蔓が巻き付いている。

 

一か所でこれほど収穫できるとは!!

 

あけびって、実は皮を炒めて食べるものなんだと聞いたが、食べるところが少ないとはいえ、
種の周りを舐めて味わう方がずっと美味しい気もする・・・。

秋が深まる吉牟田。
秋はキャベツと花の出荷時。吉牟田が賑やかなになる季節です。
今年もパンジーやプリムラなど各農家がたくさんの花を栽培しています。


先日、吉牟田に旅の女性が現れました。
日南市あたりからやって来たと言っていました。
以前、来た時は、キャベツ畑ばかりだったのに、今はハウスが立ち並んでいて驚いたと言っていました。
「珍しい植物がありますね」と嬉しそうに、土手に生えている苔を撮影し、その苔を持ち帰るという。

前々から、吉牟田の苔はふかふかしているし、売れるんじゃないかと思っいる娘が、
道に生えている苔は売れるのかと聞くと、「売れますよ!」と教えてくれた。
ただし、売られているものは虫を駆除して栽培されているものだという。

自然に親しむために、コケを飾ることが流行っているというけれど、
虫はお呼びじゃないようで・・・・
苔の分野も虫を嫌うとは・・・


 

女性が採取していたのは、この苔。
お洒落に撮影してみました。
この苔は「ウマスギゴケ」と言うそうです。



苔なんかよりも白菜でも育てた方がお得だな。