図面を書く過程(どのように書いた?)は求めていません
図面に求められているのは 「内容」です。
黒板で「赤色と黄色」の「面積」を求める図面を作って下さいと指示が出ました。
わざわざ「色」「面積」と二つ指定しているのが「重要事項」です
解らなかった方は「この図面で何を伝えたいのか?」を考えてみてください。
伝えたかったのは「赤色と黄色」の「面積」でしたよね、難しくないよ(笑)
図面には「伝えるべき内容」「伝えるべき場所(図面名称)」「伝える方法(明記する方法)」が決まっています。
この三つが理解できていると、スムーズに図面を書くことが出来ます。
「建築図面はミリ単位」である点
寸法に「,」を打つ理由は、ここで覚えて下さい
明記したい内容が、この図面内で明記するべきか、もう一度考えて下さい。
続けて、情報を加えていく過程を示します。
2次元が「平面図」とは限らない
図面名称で「平面図」と示されて、初めて「平面情報」と理解できます。
基線を示すことで「位置」を表すことが出来ました。
黄色が「倉庫」であることが、理解出来ました。
最近多いトラブルですが、CAD上で寸法を拾うと図中寸法と異なることがあります。
アホみたいな間違いですが、面倒なので「訂正」しない方も多いようです。
図面は「明記されて文字・寸法」が優先されます。
手書き全盛時には、「記入寸法」という考えがありました。
これを存じている世代は、抵抗を感じないと思いますが
CADの内容が正解と思う方が増えています。
プリンターで活字印刷されたエクセルのデータが、間違っていないように見えてしまう
これと同じような感覚ですね。
図面は、明記されている内容が「正」というルールは変わりません