時間がたつのは早い。
もう二月になった。
昨年11月下旬、ランニング中の転倒により
左膝の皿のところにヒビが入り、ランニングができない状態になった。
正座はしてはいけない、ランニングも禁止、エアロで跳んだりはねたりするのもやめるように。
そんなふうに医師から言われて、一時はガックリきたが
足を引きずりながらでないと歩けないし、横断歩道もゆっくりでないと渡れないため
今は言われるとおりにリハビリに励もうという気持ちでこの二ヶ月あまりを過ごしてきた。
ほとんど毎日のようにウォーキングは続けた。
少しずつ距離をのばしたり、歩く速さを変えてみたり、
太陽が当たる時間を選んで外に出て、太陽の光を浴びながら歩くように心がけたりもした。
自分でもよくまああんなにウォーキングをしたものだと感心する。
きっとそのうち走りたい気持ちがわいてくるだろうと思っていたのに
なかなかその気分になれず・・・。
どうやら走ることが少し怖くなっていたような気がする。
また転倒したら本当に走れなくなるのではないか?
油断していたらまた転倒するに違いない、そんなことになりたくない。
まだまだ走り続けたいと思っているのに、早まって走ってまた転倒なんて冗談じゃない。
それが、月が変わり、膝の痛みもぐっと軽減したことから
少しゆるゆると走ってみようという気持ちになってきた。
怪我から復活し、こんな風にリハビリをしてみたらどうかと勧めてくれた人からのアドバイスに従って
「歩くぐらいの速さでゆるゆると走ってみること」から始めることにしたのだ。
はじめは怖かった。
”走っているうちに転ぶんじゃないか?”
そう思うと、50歩ぐらい走っては歩きに変えるなんてことになったりもした。
”次は100歩走ってみよう。走れたな、よし、また歩きだ。”
”100歩走れたなら、もう少したくさん走ってみるか。じゃあ120歩にしようか・・・。”
と言った具合に、だんだん走る距離をのばしていった。
そして、ようやくトレッドミルの上をゆるゆると4キロぐらい走ることができたときには
「やったぞ、走れたじゃないか。これまで走り続けるのが怖かったがようやくここまでこれたか。」
と、満足した。
しかしながら、フルを走ることができるようになるまで当分かかりそうだ。
でも今年中には距離をのばし、
できたら今年の終わり頃にはフルのレースを走ることができるようにしたいと思う。
順調な回復を目標にして、食事・睡眠・運動量調節などに気を配りながら
これからの日々を過ごしていきたい。