のびたけおブログ

家族、食べ物、たまに音楽、たまに更新。

最北端を目指す旅 (前編)

2008年02月16日 | 出張記


沖縄本島の最北端  辺戸岬です

「へどみさき」 って読みます



ちょっと  お勉強

沖縄本島北部を総称して山原 (やんばる) と呼び
天然記念物のヤンバルクイナは この北部の山林に生息する
「キョキョキョキョ」 という けたたましい声で鳴き
民家や海岸にまで響くこともあるという
発見当初は2千羽いたとされるが
現在はその半分以下に減っている






15日は仕事がなかったので

レンタカーを借りて

沖縄本島最北端を目指す旅に出ました



最近ドライブと言っても

子供達の事を優先して企画するので

もともと長距離運転大好きの僕には

ちょっと物足りないのでした



今回はまさに

走るためだけの

自分のためだけの

ドライブのためのドライブ




那覇から高速道路で名護へ行き

さらに国道58号を北上

直行したとしても3時間はかかるであろう

沖縄本島縦断ドライブ



準備はいいか?

おー!




朝の天気はイマイチだけど

午後からは晴れそう


 


走りは快適

あ~ 気持ちいい~!




 びゅん




高速をおりて名護市街を抜け

左に東シナ海を見ながら走る






走る

走る

まだ走る













海きれいだ

それでも走る

まだまだ走る













まだ走るのか?






疲れたので休憩

腰痛に響くのである



那覇を出発して約1時間半

今どこだ?


大宜味村?

この辺りか

まだ先は長いぜ



ここから国道を右に折れ

本島東側へ横断してから

また北上



40分ほど走って

ようやく最初の目的地に到着




 ヒロ コーヒーファーム 





日本国内でコーヒーを栽培できる北限の地

沖縄に移住したオーナーがコーヒーの栽培に挑戦

自家栽培の純沖縄産コーヒー豆を

自家焙煎して飲ませてくれるのだ




オープンテラスもあるけど

ちょっと肌寒いので小屋へ案内される

木づくりで温かい雰囲気



中に入ると

コーヒーの良い香りが




床にコーヒー豆が敷き詰めてある

いい匂いだ






まずクッキーと一緒に飲み物がでてきた

コーヒーの新芽を加工して煎れたお茶だそうです

レモングラスで香りをつけてあって

これだけでも商品になりそうなくらい美味しい!






トーストとミディアムローストのコーヒーを注文

贅沢なランチタイム

ふと小屋の窓から外を見ると

コーヒーの木が1本ありました




これは6年目の木



コーヒーの木は5年目くらいで ようやく花を咲かせ

僅かながら実をつけるようになってくるのだそうです




沢山とれるようになるまで15年はかかるそうです

採算がとれるようになるまで大変ですねと聞くと

「ようやく皆様にお分けできるくらい収穫できるようになりました」

と言ってました




敷地の裏の窪地に200本

少し離れた場所に800本あるそうなんですが

コーヒーの木の幹はとても細いので

台風が来ると大変なんだそうです



困難を乗り越えて大きく育ったコーヒーの木から

収穫される貴重なコーヒーの実

商品としては使えないものもあるそうですが




大切な豆はすべて有効に活用

こうして床にまいたり

お風呂に入れたりするのだそうです

ヒロコーヒーファームのスタッフの皆さんの

コーヒーへの愛情を感じました




そう考えると このコーヒー1杯も

舌で感じる味以上に

もっと深~い味わいがあるんだなぁ



のびたけお ひとり旅

心に感じました




疲れが一気に癒えたような気がするぞ



辺戸岬を目指して

まだまだがんばるぞ!




皆さんも沖縄北部に行く機会があったら

是非お立ち寄り下さい





ん?

電気の傘に?



















































俺がうつってた





さあ本当に最北端の地に辿り着けるのか

ますます目が離せなくなってきた ひとり旅

この先いったい何が起こるのか

波乱の後編へと続くのであった





ていうか疲れたから2回に分けた



コメント (14)
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