首里城には行ったことがありませんでした
子連れだとイマイチ盛り上がらないだろうし
これはチャンスだと思い
散策してきました
守礼門
ここを通る者は王国から招かれた客人
門に掲げられた 「守礼之邦」 とは
「琉球は礼節を重んずる邦」 の意味なのだそうです
琉球王国の栄華を偲びながら
歩を進めていきましょう
正殿までは幾つかの門をくぐります
歓会門
首里城の正門で
訪れる人への歓迎の意を込めて
名前がつけられました
瑞泉門
立派なめでたい泉という意味
門の前に 「龍樋」 と呼ばれる
湧き水があります
漏刻門
櫓の中の水時計で
時刻を計っていました
別名 「かご居せ御門」 といい
身分の高い役人も
国王に敬意を表して
ここで籠を降りました
広福門
東側に戸籍を管理する 「大与 (おおくみ) 座」
西側に寺や神社を管理する 「寺社座」 がありました
この門を抜けると 「下之御庭 (しちゃぬ うなー) 」があります
下之御庭は 「御庭 (うなー) 」に入る前の広場で
「御庭」 で行われる儀式の控えの場所として使われていました
今は 「花まつり」 が行われていて
色とりどりの花が咲き
琉球の舞いで観光客を歓迎していました
そして
向こうに見えるのが最後の門
奉神門
中央を通れるのは国王などの
身分の高い人だけでした
この奉神門を抜けたら いよいよ正殿前ですが
ここからは有料です
チケットを買いましょう
正殿 と 御庭
「正殿」 「南殿 ・ 番所」 「北殿」 「奉神門」 に囲まれた御庭は
首里城の中心的な広場で
年間を通じて様々な儀式が行われました
きっとこんな感じだったんでしょうね
首里城
14世紀末に創建されたとされる
中国や日本の文化が混合する琉球独特の城
幾度となく焼失 ・ 再建を繰り返す
1879年 首里城明け渡し 琉球王国が崩壊
1925年 正殿が国宝に指定される
1945年 沖縄戦で焼失
戦後少しずつ復元工事がなされ
1992年に首里城公園が開園
真面目な話のまま終わるのも
たまには いいか