幸せに思う事

終活ちょいなか暮らし

るくぜん「第26回薬膳ワークショップ」@三軒茶屋

2017-12-03 | 日記
Tさんに誘われたという全盲のMomoちゃんは盲導犬と一緒で、
二人とも私と同じく初参加。
Kさんは、アシスタントKさんとママ友で、すでに何回か参加している。
参加者4名だけの、特別なワークショップ。

主宰者の難波創太さんは、私の友達の弟さんで、
美大生の時に事故で失明。
しかし、あと少しズレていたら命はなかったという強運の持ち主である。

彼のお姉さんとは、タイ在住時代に知り合った。
私の主催する「草木で染める ろうけつ染ワークショップ」に
バンコクからわざわざチェンマイまで来てくださった。
帰国してからも、ご縁が続いている。

"スウェーデンのバイキング薬膳料理"
スカンジナビアの家庭料理を彼の薬膳哲学(?)でアレンジされた、
体に優しいお料理の数々。
寒い地方のお料理は体を温めるというけど、
お腹も心も温々になった。
何しろ創太さん(と勝手に名前で呼ばせていただく)の人柄と知識は
人を惹きつけるものがある。
目が見えないというハンデを実感するのは、何かを説明するときだけだ。
咄嗟に「これ・それ・あっち」とか言ってしまい
表現の仕方に気を配る。
これは脳を活性するのに大切なことだと思った。

一通りの説明が終わって実践。
段取りは、その場で臨機応変にそれぞれ分担。
一番若手のMomoちゃんが出来るというものを彼女に回す。
玉ねぎのみじん切りやマッシュポテト、皿洗いまでキチンとこなす。
繊細な手先は器用で、
盲導犬の存在がなければ、やはり「見えない」と言うことを感じなかった。
初めて会ったメンバーなのに息ピッタリ!
パン種をこね発酵させ焼き上がった仕上がりに歓喜の声。
どのように仕上がったかを、口に出して伝え合う。
なんだか不思議な感覚の中で、みんなで共有する面白さを感じた。

オーブン料理が焼きあがるまでの間に、
ジャガイモの焼酎「アクアビット」をチビチビ。
焼酎好きの私、ニンマリ。

欲張りメニューで予定時間も大幅に延長になったけど、
それはそれは楽しい時間だった。
みんなで協力して作って食べる。

また参加したくなるるくぜんわくわくワークショップ。

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