特定非営利活動法人牧場跡地の緑と環境を考える会

地域の緑の環境を守りたいと始まった会。いまコミュニティの場づくりにむけて日々活動中。

林の中は春がいっぱい!

2014年04月10日 08時55分06秒 | 隣接林のいきもの観察
4/8 林の観察をしました。暖かい春の陽が芽吹き始めた新緑でうっすら緑色になった木々の枝からこぼれて来て、とてもいもちのよいひと時でした。ちょっと写真をアップします。

ミズキの透明感のある緑色の若葉が美しい


ニワトコの花 今年はたくさん咲きました。旧バス通り沿い。


キジバトの幼鳥に出会いました。人が大勢下を通ったので怖かったのか、しばらく微動だにせずこらえていました。


シジュウカラが高い声で盛んにさえずっていました。


アケビの花の群れを見つけました。この林ではなかなか実を見ることができないけれど、今年はどうかなぁ。


チャバネアオカメムシ。全体が茶色っぽいのは越冬した個体とのこと。


エサキモンキツノカメムシという長い名前のカメムシ。背中の♡模様が可愛いです。


木々はきれいな緑色の新芽が出て来て、林全体が緑色に染まり、とてもさわやかな気持ちの良い季節。
この時期は日々様子が変わっていくので、ぜひお散歩してみてください。


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春の嵐が近づく林で、渡りの鳥たちに出会いました

2014年03月31日 18時27分11秒 | 隣接林のいきもの観察

3/30(日)

東京はこの週末桜が満開。土曜日(29日)は上野公園もすごい人出だったらしい。しかし一夜明け日曜日は春の嵐。その嵐が来る直前、林を見に行ってみました。木々はうっすらと黄緑色になり、小さな若葉が顔を出していたり、イヌシデは花穂がいっぱいさがっていました。風が強まってきていて、背の高い林の木々の枝はずいぶんざわめいていたけれど、シメのつがい(?)とカワラヒワの群れが羽を休めていました。そろそろ旅立っていく季節なのでしょうか。

高い所にとまっていたので、鮮明に撮れていませんが…

シメ

 

カワラヒワの群れ。(上も)

イヌシデ 

アオキの花芽 

 林の中のコブシの花

ミズキの新芽、葉っぱがとてもきれい

 タチツボスミレの花が咲きました。

イヌシデの幼木。昨年芽吹いたものでしょう。

林の中

 公園との境にある大木のコブシの花、高い所に毎年いっぱいの花をつけます。(下も)

 

イヌシデの花穂がいっぱい!!!


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かわいいきのこ

2013年09月12日 16時52分13秒 | 隣接林のいきもの観察
これキノコです
縁が割れてお花みたい?



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大きな蜘蛛の巣

2013年09月11日 01時06分08秒 | 隣接林のいきもの観察

9/10林のマップ会で、観察会。
大きな蜘蛛の巣がたくさん。巣の真ん中に大きなジョロウグモ。


一部を大写しにしてみた。奥に細かい網の目が。


スゴイ立体構造になっていて、自分の居場所とゴミをほおりだすゴミ捨て場が分けられているのもオドロキ。


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ナガサキアゲハの交尾

2013年09月05日 10時49分06秒 | 隣接林のいきもの観察

8月27日(火)日照り続きの8月でしたが、この2・3日前から夜に少し雨が降るようになって、少し空気中の湿気が雨で落ちたのか風が気持ちよくなりました。
午後久しぶりに公園へ行ってみました。日差しは相変わらず強かったですが、日陰に入ると心地よい風が来ました。
隣接林わきのコブシの木に大きな黒い蝶がとまっていて、珍しく全く羽ばたくこともなくじっとしているので、何だろうと近寄ってみました。それでも飛び立ちません。
あまり近づいて驚かせるのも悪いなと思い、カメラのファインダー越しに拡大したら、何とナガサキアゲハが交尾していました。2頭が重なってるので、大きく見えたようです。



他のチョウがよってきてもみじとも動かず。



筆者がここにいたのは6・7分のことでしたが、帰ってから調べてみると、チョウの交尾は1時間くらいこのままなのだそうです。

ナガサキアゲハはもともと九州以南にいたアゲハ蝶でしたが、21世紀になって関西へ、そして東海・感乙・東北の太平洋側へと徐々に分布が広がっています。そのことから温暖化の指標としても注目されていて、最近は環境省の「いきものみっけ」でも取り上げられています。 http://www.mikke.go.jp/discovery/detail/nagasaki_ageha (←このサイト結構面白いですよ)

アゲハ蝶の仲間の中では珍しく雌雄の色、形が違います。雌の方が朱色と白の模様がついていてきれいで、大きさも大きめです。雄の方は全体に黒いです。夏の間林の中でもよく飛んでいました。今年は我が家のレモンの木にも卵がいくつも産み付けられましたが、無事羽化したのは一頭のみ、雄でした。
こうして、卵から幼虫・蛹・羽化・交尾とサイクルを普通に見られるということは、もうすっかりこのあたりの気候に順応して生きているということなのでしょうね。それだけ、あったかくなってるということ。人間のライフスタイルを根本的に見直す必要があると思うのは筆者だけではないと思うけど…


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