北村議員:次に中原ふれあい防災公園隣接林です。この件は何度も議会で議論され、市長からお詫びがありました。結果的には伐採され、市民の願いはかないませんでした。1170万円もの寄付、市民の声、議会の声、請願の採択など市長が政治判断をする環境は整っていました。前例を作ってしまうとのお話もありましたが、そういうときに説明するのが市長や我々政治家の役目ではないのでしょうか。議会で意見が割れたわけでもありませんし、購入すべきであったように感じます。そこで伺います、どうすればこのような状況を回避できたとお考えでしょうか。民間業者の開発から緑地を守るため、今後市内全域で守るべき緑地の保全指定や地権者との早期の接触による理解を得ていくなどのお考えはあるでしょうか。私は秘書のときに先輩から教わったのはですね、政治の話なんてしなくていいと、その人と1秒でも長いく一緒にいることが本当に大事なんだとよく言われたものです。地権者の方ともそういう関係をつないでいくことも私は大事だと思います。
南條都市部長:私からは中原ふれあい防災公園隣接樹林地の関係で2点お答えいたします。初めにどうすれば今回の状況を回避できたのかでございますが、中原ふれあい防災公園隣接樹林地につきましては、これまでご答弁させていただいたとおり、所有者の方や隣接林を購入した事業者の方に樹林地の重要性を訴え、協議を重ねてまいりましたが、残念ながら合意に至りませんでした。このような状況は事前に強制力のある法的な土地利用制限を加えることができれば回避できたとも考えられますが、緑の保護地区の指定や地元の皆さんへの開放などこれまで様々なご協力をいただいている所有者の方の意向に反して、土地利用制限を加えることはできなかったものでございます。次にこの反省を踏まえて、今後市街地の緑地保全をどのように行っていくかでございますけれども、先にご答弁させていただいております通り、市街化区域におけるさまざまな価値を有する重要な緑地に関しましては、日頃より所有者の方と粘り強く話し合い、法的な制限を加えることへのご理解を得ることの努力が重要であると考えます。そのための方策といたしまして、土地緑地法に基づく特別緑地保全の指定と民法の規定による地上権設定等を組み合わせた保全策に取り組むと共に、樹林地を保全することによって相続税の支払いが困難となる場合等につきましては、別途対応策を研究したいと考えております。また民間資金や民間活力の導入、前定例会でいただいた様々な緑地保全策、さらに新たな緑地保全の手法につきましても今後幅広に研究してまいりたいと考えます。以上です。
南條都市部長:私からは中原ふれあい防災公園隣接樹林地の関係で2点お答えいたします。初めにどうすれば今回の状況を回避できたのかでございますが、中原ふれあい防災公園隣接樹林地につきましては、これまでご答弁させていただいたとおり、所有者の方や隣接林を購入した事業者の方に樹林地の重要性を訴え、協議を重ねてまいりましたが、残念ながら合意に至りませんでした。このような状況は事前に強制力のある法的な土地利用制限を加えることができれば回避できたとも考えられますが、緑の保護地区の指定や地元の皆さんへの開放などこれまで様々なご協力をいただいている所有者の方の意向に反して、土地利用制限を加えることはできなかったものでございます。次にこの反省を踏まえて、今後市街地の緑地保全をどのように行っていくかでございますけれども、先にご答弁させていただいております通り、市街化区域におけるさまざまな価値を有する重要な緑地に関しましては、日頃より所有者の方と粘り強く話し合い、法的な制限を加えることへのご理解を得ることの努力が重要であると考えます。そのための方策といたしまして、土地緑地法に基づく特別緑地保全の指定と民法の規定による地上権設定等を組み合わせた保全策に取り組むと共に、樹林地を保全することによって相続税の支払いが困難となる場合等につきましては、別途対応策を研究したいと考えております。また民間資金や民間活力の導入、前定例会でいただいた様々な緑地保全策、さらに新たな緑地保全の手法につきましても今後幅広に研究してまいりたいと考えます。以上です。