早くも立春が過ぎました。本来まだ2月で一番寒い時期ですが、なぜか、1月の寒さから一転立春の声と同時に、ここ2・3日暖かな日が。でも、まだまだ油断大敵です。関東地方はカラカラに乾燥していて風邪やインフルエンザの大好きな環境です、皆さん気をつけましょう。
天気予報では3月並という暖かな日差しの中で、公園、隣接林をちょっと散歩。
目にとまった面白いものを紹介します。
もう空き家になっている鳥の巣。建材が小枝のみならず、ビニールの袋の切れ端。現代風(?)とは言え、これは人間のお行儀の悪さも一因。ゴミはきちんと処分しないと、こういうことになるのかもしれないです。
もう終わりかかっている紅梅ですが、春をいち早く感じさせてくれる花です。奥に見える林。冬枯れの林の木々の梢に心なしかうっすらと春の気配の薄緑を感じるような気持のよいお天気。
この風景を私たちはいつまでも残したいと願っているのです。広々とした公園の奥にたくさんの自然が詰まった林を残したい!!四季を体感できる、もはやこの地域では宝のような存在といっても過言ではないかも。だって、たくさんあった雑木林が、もうほとんどありません。住宅地や大型スーパーなどなどに皆とってかわられました。
この林の中には、現代社会では嫌われ者の杉の木は数本しかありません。公園との境にあるこの木にコゲラのあけた穴が2こ。コゲラが結構いっぱいいるのですが、まだ木にな名をあけている姿にはであったことがありません。
再び公園。南の加賀に向かう出入り口近くに水仙がたくさん咲いています。水仙もいち早く春らしさを感じさせてくれる花の一つです。
最後にこれ。かわいい実が付いた木を見つけました。スギ科のラクウショウという木の松ぼっくり(スギ科でも松ぼっくり)でした。スギ科なのに落葉樹なのです。春までにはこの松ばっくりたちも落ちてしまうようです。なんか鈴みたいでかわいい形。この木は根っこに特徴があって、棍棒のような呼吸根というものが地中からつきたてられるのだそう。この木はあまりまだ大きくないから、あるのかどうかわからないですけど、今度またよく観察してみることにしましょう。