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川、海、湖での釣り、車いじりなど日常の出来事や趣味のことなどをのんびり書いていきます。

ランディングネット製作…その14 最終版

2008年05月05日 | 流木
ランディングネット製作…その14 最終版です。

昨年の10月からほったらかしにしていたランディングネット製作シリーズですが、ようやく完結です。


さて、ウレタンニス塗りを終了してずーっと我が家の小屋裏に吊られていたランディングネットに似合うネットですが、私の場合、渓流釣りで川虫(カワゲラやカゲロウの幼虫)を採取するのにも使用するため、網の目がそこそこ細かくないといけません。
ちょうど洗濯ネットぐらいの網の目サイズが良いのですが、洗濯ネットは白しか入手できず、安っぽく見えてしまいます。

出来れば、黒か濃い色が好ましいので、100均を物色していると、ちょうど良い黒色のネットでできたきんちゃく袋を発見です。これを使うことにしました。

まずは、ランディングネットの枠の内周サイズにミシンで縫い直します。
この作業がまた地味です。嫁さんに頼むわけにもいかないので自分でミシン掛けです。

これを、枠にあらかじめ開けてある穴を利用して縫いつけていくのです。使用するひもは、ナイロン製の丈夫なこの「竿巻糸」を使いました、(釣り具屋で購入)



枠の部分は難なく縫い付けることが出来ますが、



握りの部分は穴が直線で無いので針が通せず縫えません。このようにひもを通したいのですが無理です。



そこで先ほどの写真の「エアロダスター」の登場です。
このエアロダスターはOA機器などの清掃用のほこり飛ばしです。
シュッとひと吹きで強力なガスが出てきます。もちろんガスだけです。

これを使って、ひもを通したい穴にあらかじめ細い糸を通しておくのです。
細い糸を穴に入るところまで通しておき、その穴にエアロダスターでシュッとひと吹きすれば、するりと糸が通ります。
下の写真の青い線のように、糸をあらかじめ通しておきます。
(各穴に2本糸を通しておいてください。)
下の写真は、ネットがすでに縫い付けてありますが、糸を通す段階ではネットは付いていません。


この糸をひもと結んで引張れば、曲がった穴でもひもを通すことが出来ます。
ただし、1つの穴を通すたびに針からひもを外し糸を結んで穴を通す地味な作業の繰り返しですが。

出来上がりはこんな感じです。




最近では数千円でそこそこのランディングネットは売っていますけどね。



前回の様子:http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/aa3bf443d48f23012fe78320b1c8f9e0


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ランディングネット製作…その13

2007年10月13日 | 流木
ランディングネット製作…ニス塗り


忘れていたわけではありません。作業をほったらかしにしていただけです。
4ヶ月ぶりに作業再開。


まずは、ウレタンニスを3~5倍程度にうすめて塗っていきます。ネットを紐で結ぶための枠の穴にニスが入った場合は、ふっと息を吹いて穴を塞がないようにします。
握りの部分の穴にはニスが入らないようにしてください。中で穴を塞いでしまう可能性があります(あとでもう一度ドリルを通せばいいことですが)。



あとは、吊るして乾燥させるだけ。


2~3日乾かしたあと、もう2回ほど繰り返し塗ってください。
薄めて作ったニスはジャムの瓶などに保管しておくと便利です。


前回の様子:
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/1fee10fb1b9450bf0e068c8ff31815b3
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流木拾い

2007年09月23日 | 流木

昨日、天竜川で、いいものを見つけました。

この間の台風の影響で、流木がたっぷりと河原に残されていました。早速今日は、流木拾いに行ってきました。


いい形をした流木がたくさんあります。



こんなのや↑



こんなのや↑



これもなかなか↑

これ以外にも、大きくて形のいい流木がたくさんあります。ユニック付きの4WDトラック車が欲しくなります。

さて、この3つの流木もなかなかのもんですが、結局この2つをゲットです。↓





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ランディングネット製作…その12

2007年06月25日 | 流木
ランディングネット製作…握り部の穴加工


握り部に、ネットを取り付ける穴を開けますが、上の写真のようにひもでネットを固定できるように、上からと手前からドリルで内部で繋がるように穴を開けます。

穴は内部でL字状に繋がっています。別に直線状に繋がらなくてもかまいません。じゃあどうやってひもを通すのかというと、ネットをひもで固定するときに説明しますのでお楽しみに。

枠の部分も握り部もすべてサンドペーパーで仕上げてください(#150&#400ぐらいで)。
枠や握り部のネットを固定する穴のまわりも面取りして置くと良いです。





次回は、仕上げの塗装です。




前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/03317c3637e8d92d09408d74f7368821
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ランディングネット製作…その11

2007年06月19日 | 流木
ランディングネット製作…枠の仕上げ


久しぶりの更新です。

さて、今回は枠の仕上げです。枠は握り部に接着剤(エポキシ系)で接着し、真ちゅうの釘でしっかり固定します。

接着剤が固まったら、枠の加工です。
枠の部分はネットを取り付けるための穴(径2mm)を約2cm間隔にドリルで開けるのですが、先に枠の外側の中心に溝を付けておいたほうが、ドリルが逃げずに加工できます。

溝は、径3mmぐらいの丸棒やすりで根気良く削ります。テニスのラケットのようにしてください(写真)。こうすることで、ネットを固定するひもが擦れて切れるのを防ぐことが出来ます。



握り部の穴の開け方は次回(これがむずかしいのです)。



前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/1f9a2fa26ffa5b4b6cba76d424fc0ec0
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ランディングネット製作…その10

2007年05月17日 | 流木
ランディングネット製作…ベアリング装着

握り部のおしりにベアリングの太さと同じ7mmの穴を開けます。
次にベアリングの穴径より少し細めの真ちゅう製の釘を用意します。
この釘の径の横穴を開けます。

ベアリングをぐぐっと差込み、横から真ちゅう釘で串刺しにします。
はみ出た釘はやすりで削って仕上げます。
(写真は削る前)

別に釘でなくても、竹ひごなどのほうが削りやすいかも。

前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/b6bc1799ce455a659e092a766240289c
コメント (2)
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ランディングネット製作…その9

2007年05月16日 | 流木
ランディングネット製作…ベアリング

握り部の端に取り付けるベアリング。
径7mmのちょうど良いものが釣具屋にあったので購入しました。

前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/d276c403d9feda7a12673ed5513c32e6

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ランディングネット製作…その8

2007年05月09日 | 流木

ランディングネット…握りと枠の接合



握り部に流木を使用しているため、形状が枠の木ように一定でないので、握り部に枠を接合するのがちょっと難しい。



まず、枠の余分な端の部分を切ります。
次に、枠の形状に合わせて握り部にくぼみを削っていきます。8mmぐらいのドリルで穴を連続して開けていき、そのあとで幅10mm(枠の幅)、深さ8mm(枠の厚み)にナイフで仕上げます。


反対側は、こんな感じで削りました。


枠はあとで接着剤でくっつけるのですが、強度を持たせるため釘も打ちます。釘を打つときの割れ防止のため、あらかじめ釘と同じ径の下穴を開けておきます。
写真の釘は仮固定のため鉄製のものですが、固定用の釘は真鍮製が錆びなくて良いです。


このあとは、接着剤で固定して接合部分と握り部の最終仕上げです(次回に報告)。



前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/3437123ec539add80676795246671210
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流木アート

2007年05月08日 | 流木

庭のクローバーに流木を並べてみました。



なんとなく、アートっぽい。



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ランディングネット製作…その7

2007年05月03日 | 流木

ランディングネット…枠の部分の作製


4枚の貼り合わせた板の接着剤が硬化すると、ちゃんとそれなりの形状になります。凝った形状にしたい場合は、本格的に木型などを作ると出来ますが、素人なので鍋やお盆の形状で我慢です。

次に、はみ出た接着剤をナイフやヤスリで削ります。このとき、張り合わせるときにずれてしまった側面の段差も平らに仕上げます。

これで、枠の部分が完成です。(形状だけね)

次回は、握り部との接合です。



前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/7dbf41948f597ad7e66a11ecad7a1576
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ランディングネット製作…その6

2007年05月01日 | 流木
ランディングネット製作…枠の接着


GWに入り、作業再開です。

①100円均一で買ったクリップとエポキシ接着剤を準備します。あと、接着剤で手や周りを汚すので、敷物(ダンボール)や使い捨ての手袋があればばっちりです。

②接着剤を2枚張り合わせる分だけ搾り出して混ぜます。

③接着剤が硬化する前に手早く枠に塗り張り合せ、クリップで固定します。
(写真の状態です。接着剤ははみ出してもOKです、はみ出した物を拭き取ったりする前にすばやく張ります。はみ出した接着剤は最後に削るので問題ありません)

④接着剤が硬化したら(1時間程度)もう一枚張ります。硬化したら1枚貼る、硬化したら一枚貼るの繰り返しです。

⑤4枚すべて張った状態で、完全に硬化させます



前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/0d8105084a457950dcfb4cb0d24cf003
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ランディングネット製作…その5

2007年04月19日 | 流木

ランディングネット製作…その5

100円均一で見つけました。枠の部分を接着するときに汚してもいい物。

直径21ぐらいのお盆で、縁が垂直に立っていますので、ランディングネット枠の固定に最適です。

あと、クリップと、2液混合タイプのエポキシ接着剤(固まると透明タイプのもの)も購入しました。



前回の様子
http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/5925cb8bb7b8db8e6ecc43b742641c5b
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ランディングネット製作…その4

2007年04月12日 | 流木

ランディングネット製作…その4

今回は枠の部分の接着ですが、問題発生。


枠の木材4枚を接着剤で張り合わせていくのですが、接着剤が固まるまで鍋にクリップで留めて置く必要があります。当然、接着剤がベタベタ鍋に付いてしまいますので、確か前回作ったときはいらなくなった鍋を利用した気がします。確かそうでした。

今回の鍋は現役バリバリの鍋なので、汚すわけにはいきません。
さて、どうしましょう。

次回報告までに代用品を探しておきます。



前回の様子:http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/514fb5cd40dd7279cc5b0099cbcecd8e
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ランディングネット製作…その3

2007年04月07日 | 流木
ランディングネット製作…その3


今回は枠の部分の製作です。

まず、10×1×90mmのチーク材を4枚用意します。ホームセンターで1mm厚の木材で手に入るのは、チーク、ヒノキぐらいなのでチーク材にしただけです。特に硬すぎないものならば、どんな材種でも出来ると思います。
木目が綺麗にそろっているもので、4枚重ねたときに変な方向に反っていないものを選んでください。

次に、この材料を、風呂にはいるときに一緒に浴槽に漬け込みます(30分~1時間くらい)。そして濡れたままの材料を、直径が20cm位のずんどう鍋に、クリップで止めていきます。割れないように慎重に止めてください。
別に鍋でなくてもいいですが、他にいい物が見つからなかっただけです。

このまま、乾燥するまで放って置いてください(数日間)。
乾燥すると良い感じに癖がつきます。


次回は、接着材での張り合わせ作業を報告します


前回の様子:http://blog.goo.ne.jp/nomoon/e/54ddaeeb942155bbfa046096c0668d75

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ランディングネット製作

2007年04月03日 | 流木
ランディングネット製作…その2


現在、握り部を削っています。

削っていてわかったのですが、この流木は「松」です。削っているとネトネトしてくるし、中にヤニの塊の層が出てきました。
ヤニの層はドロドロ状ではなく固化していますが、ベトベトしています。この流木での製作はやめようかなと思いましたが、最終的には塗装しますので何とかなると思いそのまま続けます。

先週末、枠の部分の木材を購入してきました。
10×1×90mmのチーク材を4枚です。(52円×4)
この枠の部分の曲げ加工は、次回に報告します。
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