おはようございます。
昨日は 私の誕生日でした。家での晩餐はうなぎの白焼きと野菜の天麩羅、
うなぎは貰い物でしたが先日の土用の日に使って 残りを誕生日用に取っていたようです。
うなぎは、年に数回食べるかどうかですが この白焼き は昔家族旅行で行った福井の
うなぎ御膳(五千円だったことを思うと年代がわかります)を食べたとき以来かな。
私の住む関西では白焼き というのはそう出てきません。
背開き 腹開きと東西の食文化の違いは周知されていますが、食する時にタレをタップリかけて焼く関西風
で慣れているので この白焼きは珍しかった。タレは掛けていないし、味付けは
タレとわさび、うなぎ自体は身に味はないのか、必ず甘みのあるタレを使います。
刺し身醬油で食べてみたら…と思ったが、うなぎって生食出来るんですかねぇ。
この白焼き、あっさりして幾らでも食べられる といいたいところですが、元は貰い物のなかの
貴重な白焼き 有り難く頂きました。
女房からの祝いの夕食を美味しく頂いて あれ これはと思ったのがテーブルの上の小さな小包。
見た瞬間 冷や汗がタラリ…というには、誰かのイタズラかと思ったからです。
【注釈】女布からのプレゼントは貰ってました。
女房は炊事場で洗い物をしていますが それが何だか白々しい… いつもならこれ来ていたよ、
と渡すのでしょうが、食事が済んで私がちょっと席を外した間のこと。
さて、ここでお尋ねします。
みなさんのところに心覚えのない小さな小包が届いたとして 宛名が配偶者 となっていた場合、
送り主を確認しますか(微笑)
そして もし送り主の名前がなかったらどうしますか。ちなみに小包は洒落れた包装紙につつまれています。
さて さて もし、過去に浮名を流した配偶者さんをお持ちだったら 心中穏やかではないでしょう。
え? いえいえ 私はそんなふしだらな人間ではありません。(念の為誤解のないように…)
私は小包を遠巻きに見ながら そっと手に取りました。女房は背中を向けて…なにも言わ無いのが結構圧力。
気の弱い私はすぐに無言の圧力に屈します。
小包みを慎重に手に取り 宛名を私の名前であるのを確認してから へぇ…誰からかな…とできるだけ
明るい声で聞いてみました。 さっきポストをみたら入ってたよ。 あっ、そう…然りげ無く そろっと
返事をしながら小値踏みするつもりで持ってみると重い。 もし、もしも色恋の類いとしたら こんな重いモノ
入れるかなと思うくらいの重量。 重さを手のひらで測りながら 女房のほうをチラッとみると
洗い物は済んで まな板や鍋を片付けてる様子。女房もいつもだったら、ねえ、なんだろね?
と口を挟んでくるのが 妙によそよそしいのです。 おかしいなぁ…女房のサマーセーターの背中が
よじれていました。
え〜い ままよ、でも空けてびっくり玉手箱だったらどうしよう…あんた、これは何なのよ!
エ〜わしぁ知らん、身に覚えのないことだ。何言ってるの、こんなハッキリしたモノがあるのにシラを切るの!
イヤ、知らん 知らん 絶対知らん。 何が知らんのよ。こんなハッキリした証拠があるのに!
いつの間にか証拠品になってるがね(苦笑) それに相手側からの威圧的な尋問形式になってる。
これは冤罪だとしたいんだけど証拠がない。納得の得られる説明をしてよ(ドン!)
どうしてそう攻撃的になれるのかね。もちょっと平和的に話そうよ。
相手は聞く耳を持たない高圧的な態度。
そしてどうしてもこちらの弁明を受け入れてもらえなくて 話は行き違いにこじれて
悪い方にドンドン進展して最後は家庭裁判所のお世話になるんだろうか…
行き着くところにまで想像を膨らませて一段落。
どうでもなりやがれと開き直りヤケクソ気味に小包をビリリと破ってみると
中身にあったのがこの写真をご覧下さい。
うどんのセット、しかも紅白の乾麺。小さな紙があって 「お誕生日おめでとうございます JA」
ちなみにJAとは農協のことです。
そう言えば私の年金の振込先はJAでした。 年金の振込先をJAにすると、年金の手続きの書類提出
などあらゆる質問に応えて下さいます。そして年金事務所まで私の代わりに行ってややこしい手続きまで
行って下さいます。
これが銀行なら ちょこっと説明をしてはい、あとはご自身で年金事務所に行って下さい、でオシマイ、
そして年金の受け取りはゼヒ当行へ、
今なら三百万円以上の定期預金をお預け頂くと特別に今の金利から0、003%おまけが付きます。
(注)これはあくまでもひとつのうわさ話ですから。
私がドキドキしながら小包みを開けたのがなんてことない…いや、そんなことない、
紅白のうどんってみたことなかった。そのうどんのセット。JAさんからのお誕生プレゼントでした。
JAさんはこの他に賀正のお祝いもくれますし、最初年度の受取先を決めたとき これ少しですけど…
とカタログを下さいました。カタログギフトはほんと重宝しますね。これから始まって
年金友の会という非常に敬愛あふれたなかよし会に無料で入れてもらえます。
四季折々にはバス旅行のお誘い、グランドゴルフ大会やボーリング大会のお開催などなど
ホント老後の暮らしはJAにお任せですね(笑)
結局私の独りよがり 夏の夜の夢 でした。