プリシラ物語

☆☆☆

したたかな女ほどハイヒールを履く。

2015-01-20 22:33:29 | Weblog
サッカー観戦をしながらの、、、

アギ―レ監督の八百長疑惑を考える
中澤選手が日本代表にいた頃プリシラさんは抑えきれぬ想いを持て余し、、、中澤選手にファンメールを送っていた
泥臭くても勝負は勝ち負けである、、、みたいな内容のメールを送っていた、、、迷惑極まりない内容のメールを送っていた
でも、プリシラさんは、基本的に芸能人有名人は雲の上の二次元の世界の中の人だと思っているので中澤選手には届いていないし読まれていないと思っている、でもそれは真実でそれはそれでいいんだと思っている
アギ―レ監督もそんな雲の上の二次元の世界の中の人で八百長なんてしないと思っている
雲の上の二次元の世界の中の人は夢を与えなければいけない宿命なのだから八百長なんてしないと思っている

、、、でも本当は何が正しいのかはわからない

プリシラさんは、この間買った気に入らないブーツを仕舞うために、、、
一度しか履いていない赤いハイヒールを捨てる事にした
泥臭く生きなくてもプリシラさんは何も変わらない事に気付き、、、
あれ?泥臭く生きる必要も無い事にも気付いた

したたかな人は必ず夢を叶えると誰かが言っていて、泥臭くても勝利は勝利と誰かが言っていて、、、
したたかに生きていきたいけれどしたたかのやり方が分からなくて、、、
プリシラさんは赤いハイヒールを捨てる事にした、いいや、このままで、、、

寒い日は寂しいけれど温かいコ―ヒ―を飲めれば、、、それで仕合わせ。


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薄。

2015-01-20 16:59:13 | Weblog

薄い、薄い、何もかもが薄い
色も音も過去も想い出でも、、、
薄くて薄くて、更に薄くなる

色褪せたセピア色なら美しく永遠に
薄くなるならもうじき消える

薄い、薄い、何もかもが薄い。


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ニョロニョロは昨年食われてしまった。

2015-01-20 13:39:17 | Weblog
偶然に浮世絵仲間のおじいさんと公園で会った
どちらからともなく池を見ながらベンチに座った

『プリシラさんとアベックみたいだ』
おじいさんは言った
プリシラさんはアベックという響きが好きなので
『そうですね、アベックみたいですね』

ゆるりゆるりと時間が過ぎて
このまま人生が終わりを告げても惜しくない気さえしてきた
でもまだふわりと吹いた風は冷たくて
プリシラさんはまだまだ生きていかねばならない現実を思い知る

唐突に、、、
『この池の主はナマズですかね?』
プリシラさんは人生の先輩に聞いてみた

『この池の主は・・・』
んん?主は?!

『この池の主は東京都か台東区なんじゃないかな』
んん???
おじいさんの横顔は何故か勝ち誇っていた

気を取り直してプリシラさんはまた言った
『寒いですね、本当に寒いです、早く春が来ないですかね、冬は嫌ですね』
意味はないが必要以上に冬の寒さの存在を強調してみた
でもおじいさんは黙っていた
それでもプリシラさんは
『あぁ―冬は嫌だ嫌だ!古傷の膝の具合は悪くなるし肩凝りが激しいしだれもかれもミカン食えミカン食えって言うんです
私はミカンがあんまり好きじゃないんです』
冬の悪口全開だ、いや冬以外の悪口も言っている!!


『プリシラさん、あんたはね・・・』
おぉ?もしや、おじいさんは冬好きか?はたまたミカン好きか?
プリシラさんの冬の悪口に対抗するかのイントネーションで
先程までの沈黙を遮るようにおじいさんは言った

『プリシラさん、あんたはね・・・一年中春みたいな人じゃないか!!』

・・・
・・・
・・・ 

最近、、、人との会話が嫌だ、山に籠りたい
そして、プリシラさんを愛する人としか会話をしてはいけないと悟るのであった、、、。




本文とは関係のない最近嬉しかった事!その1


金魚たちがドジョウは美味しいという事に気づいてしまったらしい、ドジョウのニックが狙われている、しかし、ニックは珊瑚と同化する技を覚えてプリシラさんも安心するのであった!
がんばれ、ニック!!


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