のりひめのひとりごと Monologue of Noriko

2012年からオーストラリアと日本を行き来しています。日常のいろいろを書いてます。

集客に切羽つまっても、人に話せば・・・

2012-03-22 11:42:11 | のりひめエッセイ
【集客で切羽つまっても、人に話せば】

集客というのはだいたい切羽つまるもの
ところで切羽つまるって何かというと、
刀のつばをうごかないように留めているものが切羽というものらしいのですが、
これが詰まると刀がぬけなくなるそうで、
どうにもならなくなるということです。

わたしもさんざん切羽つまる感じの状況がいっぱいありました。
幸いなことになんとかどうにかなってきたことが大半ですが、
どうにもならなくなったこともありました・・・。

切羽詰まっている人に「前々から準備してないと」なんていわないであげてくださいね。言ったってタイムスリップできるわけではないのですから。

わたしの場合は一緒に仕事してくれていた姉が、「次回頑張ればいいじゃん」とか、言ってくれていましたが
そういわれるとあまのじゃくで、
「絶対今回なんとかしてやる!」と奮起する性格なんです。
(分かってて言ってたのかも)

実際、切羽つまってからの1日とそれまでの1週間で
同じくらいの密度の働きになったり・・・。
これを繰り返しているとだんだんそのスリルがたまらなくなり
前はのんびり、直前に怒涛の仕事となります。

こうなると周りも迷惑ですよね。
あまり直前にじたばたしていると、人にもお願いできなくなるし、
自分もなにかがのり移っているかのように肩はこるは息は浅くなるは・・・・・。

こんなとき、周囲の人がいろいろと温かい言葉をかけてくれて、
「そうか お客様に手伝っていただければこんなに力強いことはない」って
思ったのです。
「あと何人?あの人には声かけた?この人は?」
といわれると、そのあたりは穴だらけ・・・。
「友人にきいてみるからね」といって聞いてくれるひとも。

「あと何人?」「どうやって手伝おうか?」って聞いてくれる人は
とってもありがたいです。
でも、そうきくということは、
もう切羽詰まっている様子がだだ漏れということ。

もうちょっと余力があるときに
(あと3日じゃなくてせめて1週間いや5日でも)
「あと100人たりなくて、困っているんだけど、どうしたらいいかな」
と、周囲の人にきいてみましょう。
100人集める人はいません。でも10人にきいたら10人ずつ
20人にきいたら5人ずつになります。
その間に自分がまた頑張って半分集めたら、
あら不思議、100人の予定が130人集まってしまった!ということになります。

そういうことが起こるんです。
日ごろから楽しく温かくさわやかな人間関係があればですけどね。
そしてその人たちとすぐに連絡がとれる状況を作っていれば、大丈夫。
最後まであきらめずに、そして集まってくれるお客様の幸せを信じて
集客をすると、絶対いいことが起こりますよ。

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