のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

再稼働のこと

2012-06-18 | Weblog
6月15日に行われた、大飯原発再稼働に反対する1万人規模のデモ@東京、ロイターやBBCといった欧米メディアはしっかり報道したのに対し、日本国内の主要メディアは一切取り上げず黙殺したということを、ワタクシもネットの情報でようやっと知ったわけです。
世捨て気味のワタクシでも気づかされたくらいですから、世辞に聡い皆様はとっくにご存知のこととは思いますが、念のため、情報拡散の片棒を担がせていただこうと思ったわけでございます。

ドイツ誌シュピーゲル 反原発 東京デモ.wmv



ついでに。

SPEEDIによるフクイチ汚染シミュレーションを大飯原発に重ねてみた。

で、大飯原発直下には活断層がある可能性が指摘されていると。
福島規模の事故が起きたら琵琶湖終了。京都終了。さらに関西一円があれあれまあ...という話かと思いきや、下の方のシミュレーションを見ますと、近畿のみならず本州四国ほぼ全域があれあれまあという話でございました。
あ~あっと。

日本海側の福井で福島と同じような地震があるわけないって。まあそうかもしれません。
しかしワタクシ1993年に奥尻島を襲った北海道南西沖地震の時は実家(函館)におりまして、震源から100キロは離れた-----そして地震が決して少なくはない-----函館においても、これはただならぬと感じるほどに揺れたことや、津波と火災に見舞われて燃え上がる町並みの映像、そして一夜明けて瓦礫の地と化した奥尻町の様子などをよくよく覚えておりますからには、「こっち側ではあんなことは起きないだろう」などとは容易に思えないのでございますよ。

と申しますか
そもそも福島にしても「こんな規模の大災害が起きるわけないだろう」って、みんな思ってたんですよね?