麻薬漫画

2006年06月01日 23時07分44秒 | 本、マンガ、アニメ、映画
西原理恵子の「毎日かあさん」第3巻を買いました。
このマンガって迫力というか密度が濃いというかパワーがあふれてるというか、
読むと精気吸い取られて非常にぐったりするんですが、何故か続けて読んでますね…(麻薬状態?)。
ちなみにこんなに疲れるマンガって、かつて祖母が入院した時、何故か病院の待合室に置いてあった
小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」を読んで以来のことです。

今回は西原さんとやなせたかしさんの対談も載ってました(同じ高知県出身だそうで)。
やなせさんの言葉が、いいんですよ。ずっと売れなかったけど、50歳を過ぎて描き始めたのがあのアンパンマン。
「生きていくと言うことは満員電車に乗るということ。その中で自分の席を見つけるということ。降りたら駄目。まず乗っていないと」
これにがーんときました。
いい年齢の重ね方をしてきたひとのこういう言葉が凄く沁みます。