くろとかげ。

2009年11月28日 22時46分38秒 | 本、マンガ、アニメ、映画
昨日の夜なんですが、街なかの映画館で「黒蜥蜴」を観てきまして。
地元テレビ局の主催で、シネマフェスティバルと銘打ってなつかしい、または近年の名画10本を、期間限定で連続上映しているのです。

※「黒蜥蜴」についてはよろしければこちらをご覧ください。
フリー百科事典ウィキペディアの該当ページにジャンプします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E8%9C%A5%E8%9C%B4


ビデオ化されていないというし、先に観てきたオットの「貴重だから一見の価値はあるんでは?」というススメもあって、とっぷり暮れた中を自転車こいで行って来たんです。
しかし…なんというのかうまく感想がまとまらない(^^;)。こちらで紹介しようにもうまく表現できる自信がどうにもない(^^;;;)。昨日からずっと言葉探してるんですがね…。

でもまずは、美輪さん(当時は丸山明宏)綺麗でした!!
ほんとにほんとに、めちゃめちゃ綺麗でした!!!ぞくっとした。

ただこの映画ですね、江戸川乱歩の原作よりもそれを戯曲化した三島由紀夫の作品をモチーフにしているそうで、だからなんでしょうね、とにかく全編において遣り取りがハデ
セリフも俳優たちの演技も撮影セットもとにかくハデ

かつて越路吹雪の歌う姿を初めて観たとき(テレビで)の衝撃に似ている…
で、見終わって影響受けちゃうんですよね。
ただ振り返るときでも「キッ!」となっちゃったり、オットがなんかくだらん駄洒落を言ってても、若殿がなんかにゃあにゃあ言ってても、つい大げさに返してしまう。

「キミは詩人だね…」
「おほほほほほ!」
「うつくしいものをうつくしいと素直におっしゃい!」

とかって。誰だよ自分状態。

実は前々から、舞台の方は観に行きたいなーと思ってはいたのに果たせないでいたんです。そこへまあ偶然にも映画を先に観られたことは貴重なラッキーかもしれません。
万人にはオススメできないけど(^^;)、先にも書きましたがビデオ化されていないそうなので、興味を持たれた方はもし上映の機会がございましたらご覧になってみてください。
しばらく行動がハデ化すると思いますがね…キッ!