佐渡に到着して最初に向かったのは
佐渡金山。
1601年から1989年迄、約400年の長きにわたり稼働していた日本最大の金銀山です。
今回選択したのは、ISLAND MIRRORGE(アイランドミラージュ)コース。
歴史遺産とXR(クロスリアリティ)が融合したアトラクションです。
最先端技術が集約された「MRグラス」とプロジェクションマッピングによる空間演出で
幻想的な仮想空間を体験できます。
こんなサングラスをかけ、端末を首から下げて坑道を歩きました。
端末とサングラスの個別画像を撮り忘れたのでこんなヘンテコ画像になりました(泣)お目汚し失礼致しました(´;ω;`)
アトラクション所要時間は約20分と書かれていましたが
この日は小さなお子さん連れ2組と一緒に回ったので40分以上かかりました。
操作方法の説明や装着の確認でかなり時間が変わってしまうようです。
小さな子供たちがサングラスを掛けながら移動するのは大変だよね(((uдu*)ゥンゥン
(ラーもサングラスが大き過ぎたので、ずれてしまわないようにちょっと上を向きながら歩いていました 笑)
坑内は10℃前後という事だったのですが、
短時間だし五分袖着てるしいいや!と無謀にも上着を持たず参戦。
最初はとっても涼しかったのですが、予定より長時間滞在した事もあり
最後はちょっぴり寒かったです(((゚∇゚))) カタカタ
坑道を歩く際には是非上着をお持ちくださいませ<(_ _)>←おばかさん。
体験後も道遊坑コースに再入場できます。
【道遊坑 明治官営鉱山コース】
国重要文化財・国史跡「道遊坑」は、明治32(1899)年に開削され、佐渡金山の近代化に大きく貢献した機械掘り坑道です。
坑道を含め、トロッコ、機械工場、粗砕場など多くの設備が操業当時の姿のままで残されています。
(HPより引用)
右横書きだ~。
こんな表記ひとつにも歴史を感じます。
予定より時間が押していたので、再入場する時間はありませんでした。
(ちと残念☆彡)
坑道を出ると
機械工場があります。
キャップランプとバッテリーと書いてありますが
バッテリーは見当たらず 笑。
工場内。
こちらもあまり時間がなくH氏がソワソワしていたのでぱぱっ、と写真を撮って外へ。
工場に沿って色んな展示が続きます。
人車(じんしゃ)
坑内で働く人たちの移動(坑内⇔抗外)時に使われた車両です。
2トン蓄電式機関車に8人乗りの車両を数両連結して使われていました。
この車両は機械工場で製作されたそうです。
窓ガラスの三菱マーク。
工場が建設された昭和10年代はガラスが大変珍しく貴重だったので
盗難防止のために釘で三菱マークの傷をつけているのだそうです。
屋根瓦の真ん中にあるという三菱マークと菊の御紋は見つけることが出来ませんでした☆彡
佐渡金山は明治22(1889)年に宮内庁御料局直轄の皇室財産となり、
明治29(1896)年には三菱合資会社に払い下げられます。
昭和10年代前半の工場建設時に、明治時代の屋根瓦を再利用されたと推測されています。
グランビー鉱車。
ローダー(鉱石積込機)。
蓄電式機関車。
鉱石運搬用の蓄電池式機関車(バッテリートロッコ)です。
自由に触る事が出来ます。
このレバーは何だったっけ?
アクセル?方向変換?
H氏が説明してくれましたが、忘れました!←
ラーもぐいっ、とレバーをひねっていました。
台車。
坑木を載せた台車です。
実際に走っているところを見てみたい(●´ω`●)
高任立坑。
地中鉱脈を採掘するための地中エレベーターです。
最終深度は667mまで掘りすすめられました。
佐渡の金鉱石はとてもかたいため、地崩れを起こすことなく
縦横無尽に掘り進めることができたそうです。
その奥には高任抗がありましたがこの日は立入禁止になっていました🚫
雨天時は抜け道として利用するようです。
レールにも色々な歴史があるんですね。
高任公園へと続く道にもレールは続いていました。
ラーの足元にあるのはポイント。
上相川。
江戸時代に相川金銀山で働く人などが住んだ鉱山集落跡だと考えられる「上相川地区」
平成25年(2013年)3月27日、国史跡佐渡金銀山遺跡に追加指定されたそうです。
上から見てみたのですが、どこがどこだか分からず(;'∀')
写真は撮りませんでした☆彡
佐渡金山のシンボル、道遊の割戸。
佐渡金銀山の中でも開発初期の採掘地とされる江戸時代の露天掘り跡。
巨大な金脈を掘り進むうちに山がV字に割れたような姿になっています。
山がここまで割れて見えるほど掘られたとは驚きですΣ(・ω・ノ)ノ!
約400年の歴史のある金山ですが、意外にも採掘量のピークは1940(昭和15)年頃。
昭和に入り、技術が発達したことから多くの金を採掘・抽出することが可能になったのだそう。
閉山までに開削された坑道はアリの巣のごとく拡がり、総延長は何と約400km(佐渡~東京間)!
これまた驚きですΣ(・ω・ノ)ノ!
粗砕場。
強烈な逆光で真正面から撮れませんでした~☆彡
この場所から見えると言う各施設。
残念ながらこれまた強烈な逆光&私の身長が低すぎるのか?
木々に阻まれ良く見えませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
この日の日差しは本当に強くて
この時間帯は気温もMAX迄上昇していました
ここでグランビー鉱車が再登場。
レールの先に坑道が見えてきました。
高任抗(たかとうこう)。
国重要文化財に指定されています。
洋学者・近代製鉄の父、大島高任の命で開削された坑道だそうです。
人の名前からついた名称なのね~。
いざ!入場。
涼し~いヾ(*´∀`*)ノ
約3分の涼しい旅。
出口に出てきました。
水上輪(すいしょうりん)。
1653年に佐渡鉱山にもたらされた坑内排水(揚水)ポンプ。
ハンドルを回転させ筒を通りった水が下から汲み上げられ上部の口から排出される仕組みです。
金の採掘時には岩盤から湧き出る大量の地下水を排水しなければならず
採掘にあたり、地下水の汲み上げは切っても切れない重労働だったそうです。
さて。
ここで唐突に金箔ソフトクリーム( ´艸`)
休憩所でちょっとひとやすみ。
甘いものを食べて元気が出ましたヾ(*´∀`*)ノ
最後に記念スタンプコーナーに立ち寄り
参加してないツアーのスタンプも全部押しちゃいました( ´艸`)
「そろそろ行かないと、宿につくのが遅くなっちゃうよ」
と、H氏に促されタイムアップ!
佐渡奉行所跡も車から降りることなく、車中から外観のみの撮影。
弾丸ツアーは分刻みのスケジュールなのでした( ´艸`)
つづく。
佐渡島への移動は
ジェットフォイルにしました。
ジェットフォイルは、ぬわんと海を飛ぶ船なのです。
びっくりですね~Σ(・ω・ノ)ノ!
船体を海に浮上させ、超高速で走行します。
比較的揺れが少なく、移動時間も1時間ちょいという事で
乗り物酔いをしやすいラーに良いかな?という事で選びました。
今回近畿ツーリストのツアーで申し込んだのですが、座席は選べなかったので
早めにのりばへ行き、3人一緒に座れる席を予約。
なので、時間にはかなりゆとりがあったので、売店で夜の宴会用のお酒やアテを買い
それでも時間があまったので
施設内にある、のりば食堂しおさいさんで
かき氷を3人でシェアしていただきました~。
このボリュームで400円!
安い~。
3つ買わなくてよかった( ̄▽ ̄;)
出発のお知らせを受け
いよいよ搭乗です。
こういう通路を通る瞬間が一番わくわくします♪
H氏もラーも私も、初ジェットフォイルです
残念ながら窓際は既に満席で、私たちは中ほどの席。
でも3人一緒に並べたからいっか!
出発は11時半、到着は67分後の12時37分の予定です。
窓からわずかに見える景色をパチリ。
青い海に青い空からの白い雲。
すんばらしい
12時過ぎると佐渡島が見えてきました。
定刻通り到着しました。
初佐渡島です~♪
このあと13時に予約していたレンタカー屋さんへ行き
佐渡島初の観光スポットへと移動しました~。
つづく。